リップル東京JPY発行所などにリップルコインを数年間保存している人は、突然のシステム変更で戸惑っている場合が多いと思います。
今回は、その変更で必要になるウォレットの移動手続きなどのを解説していきます。
目次
RIPPLE TRADEのリップルはどうなったのか?
具体的には、これらの取引所が利用しているRIPPLE TRADE(リップルトレード)からGATEHUB(ゲートハブ)というところへウォレットを移行しているだけなので、持っていたリップルがなくなっているということはありません。
ripple.com/files
GATEHUB(ゲートハブ)とは?
ゲートハブ社が提供している専用のWebウォレットです。
勘違いしがちなのは、リップルの公式ウォレットと混同してしまうこと。
RIPPLE TRADEは公式ウォレットでしたが、この新しいウォレットはリップル公式のものではありません。
なので、ここのウォレットサービスが他のものと比べて安全だということもなく、公式の保証があるわけでもありません。
RIPPLE TRADE内のリップルは移動するべき
ほっといたからといって、なくなるわけではないですが、アクセスが難しく危険性はあると思っています。
簡単に移行できるうちにさっさと移動しておかないと、セキュリティー関係でどんどんめんどくさくなると思います。
せっかく持っていても出金できなければ意味がないです。
すでにRIPPLE TRADEが廃止されてから2年が経ちますが、まだ移行手続きをされていない人はウォレットを移動しておいたほうが絶対にいいです。
GATEHUBへの移行方法
現状、RIPPLE TRADEにあるリップルを別のウォレットに移行させる方法としてもっとも簡単な方法として提案されているのが、GATEHUBへの移行です。
公式の説明では、シークレットキーを使って、直接他のウォレットに移行するにしても、ゲートハブ社の本人確認の認証プロセスを完了する必要があるそうので、一度はここのウォレットをいじる必要があるみたいです。
手順
・GATEHUBアカウント開設
・RIPPLE TRADEアカウントの登録と移行
GATEHUBのアカウント登録
まずはGATEHUB社へアカウントを作る必要があります。
公式サイトはgatehub.netです。
新しく、メールアドレスとパスワードを入力します。
次に出る画面がリカバリーキーになります。
もちろんちゃんとメモしてください。
登録したメールあてに返信が来て、承認要求されるので、クリックして承認します。
RIPPLE TRADEアカウントの移行(マイグレーション)
今のGATEHUBでは、なるべく簡単に移行できるように画面いっぱいに「移行ボタン」を用意してくれているようです。
移行をクリックして先に進みます。
(和訳しました。)
再度パスワードを入れて、次へ。
「Migration」を選択。
次の画面で昔使っていたアカウント情報を入れます。
ちゃんとできていればこの手順で、移行はできるはずです。
すごくめんどくさいですね。
GATEHUBは使いづらい
個人的には旧RIPPLE TRADEのサードパーティーに当たるリップルクライアントを使ったほうがローカル上で保存ができ、簡単に入出金(受信送信)できます。
正直な話、今のGATEHUBのウォレットは使いづらいです。
別に僕は英語に抵抗があるわけではないですし、海外のウォレットだって普通に使っています。
ただ、このGATEHUBに限ってはそういうことではなく、単純にめんどくさい設定が多く、画面も見づらいため、僕は素直にローカルで使えるクライアント型のウォレットを使用しています。
何年も長期で保管する場合はリップルクライアントのようなウォレットをお勧めします。
安全のためでしょうが、それ以前にこのGATEHUBを信頼する必要がありますね。
何よりめんどくさいです。
また、ことの真意は不明ですが、数年前からここのウォレットを使うと、仮想通貨(暗号通貨)が盗まれるという噂も立っているようです。
bitcoiner.link
通常で考えるとそのようなことはありえないはずでしょうが、そもそも僕も使ってみていろいろわけがわからない部分はあったので、普通に長期保存するならリップルクライアントやハードウェアウォレットには関したほうがいい気がします。
Ledger Nano Sではリップルもちゃんと保存できるようになっているので、ローカル保存したい人はこちらもオススメです。
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