今まで、逆になんで無かったのかと思いますが・・・、最近になってビットコイン以外の通貨を基軸にペアを組んだ仮想通貨の取引所が開設されています。
今回のものは、NEOのネットワーク上のNEP-5トークンをメインとした取引所として「Switcheo Exchange」が新たに立ち上がりました。
メインネットは3月31日にすでに稼働を開始していて、実際に取引所の中を覗くことができます。
switcheo.exchange
見ての通り、扱っている通貨にビットコインがまだ入っていないというなんとも攻めている感じの取引所になっています。
ただ、稼働を始めたばかりのためか、ほぼ取引自体はされていない様子。
Switcheo Networkとは
運営はシンガポールに設立された「Switcheo Exchange Pte」が行っており、見たところ、主にNEOのNEP-5トークンをメインにして扱っている分散型取引所(DEX)のようです。
NEOは今年から流行りだしたイーサリアムよりの仮想通貨で、ある程度暗号通貨界隈を知っている人であれば、すでにほとんどの人が聞き慣れているはずです。
ちなみにNEONウォレットを持っている人だったら、メインの画面下にある聞き慣れない通貨たちを見たことがあるはずです。これがそのNEP-5トークンになりますね。
Switcheo Network基本情報
公式:switcheo.network
ホワイトペーパー:switcheo_whitepaper_v1.0.pdf
ICO期間:3月16日 – 3月17日
ネットワーク内通貨:Switcheo(SWH)
環境:NEO BLOCKCHAIN
公式ブログ:medium.com/switcheo
初期取り扱い通貨:
NEO、GAS、Switcheo Token(SWH)、Red Pulse(RPX)、TheKey(TKY)、Bridge Protocol(IAM)、Trinity(TNC)、DeepBrainChain(DBC)
取り扱い通貨はいずれもNEO系のトークンがほとんどを占めており、一般的な取引所が扱うような通貨は置いていません。
ただ、ロードマップでは、いずれランキング上位の通貨を扱うようなことを言っていますが。
見ると勘のいい人は分かると思いますが、ここはいわゆる分散型取引所(DEX)です。
ログイン方法は現時点では3つあります。
・JSON File:My Ether Walletでおなじみの暗号コードファイル
・ENCRYPTED KEY (WIF):おそらくNEONで使われるものと同じパスコードと暗号鍵でログインするためのもの
・PRIVATE KEY:秘密鍵
隣にQuantum(クオンタム:QTUM)専用のログイン選択がありますが、まだ選べないようです。
ロードマップ
Q2 2018:QRC20取引開始
Q3 2018:ERC20取引開始
Q4 2018:SWHとWanchainを使用したクロススワップ機能
2019:トップ5チェーンの取引開始
今後、イーサリアム系のERC20トークンも取り扱うようです。
さらにここで使われるSwitcheoトークンとWanchainとのクロススワップも予定されています。
Switcheoトークン
このネットワーク上で手数料として動くトークンです。
通常の基軸ペアとして使用できるほか、DEXの取引手数料を50%補助することもできます。
Bananceのトークンと同じような感じだと思います。
Switcheo Exchangeの手数料
ちなみに今現在はキャンペーン中で、通常手数料で0.1%(Taker)、SWHを手数料として使用すると、0.01%(Taker)に割引されるようです。これが2018年4月14日までの期間続きます。
ちなみに通常手数料はネットワーク手数料として、スマートコントラクトでMaker(注文)、Taker(入札)ともに0.5%に設定されています。
また、他の手数料はなんと無料に設定されているようです。
DEXにしてはかなり珍しい設定ですね(今だけかもしれませんが)。
[ad]