株式ブローカーの「Robinhood」が新しく仮想通貨を対象とした取引手数料無料の取引アプリ「Robinhood Crypto」をリリースしました。最初の対象銘柄はBitcoinとEthereumです。
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同社(親会社Robinhood Markets Inc.)は2013年4月18日から、カリフォルニア州パロアルトから事業を立ち上げている金融サービス企業です。
すでに米国の上場株式およびETFを手数料無料で売買することを可能にするアプリケーションを展開しており、株式ブローカーとしてSEC(米証券取引委員会)への登録と、米国証券取引委員会(FNRA)の承認を受けている無店舗型の企業です。
今回は子会社である「Robinhood Crypto、LLC」から仮想通貨取引専用のアプリ「Robinhood Crypto」の提供を始めることとなります。提供範囲は現時点でカリフォルニア、マサチューセッツ州、ミズーリ州、モンタナ州、ニューハンプシャー州のみで、仮想通貨も主要通貨2種類のみ。これらは順次拡大していくとのこと。
以下は公式の発表。
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— Robinhood (@RobinhoodApp) January 25, 2018
Robinhood Cryptoを紹介します。 Robinhoodプラットフォームで、24時間365日、Bitcoinおよびその他の暗号化通信料を手数料なしで投資してください。
仕組みとしては従来の仮想通貨取引のようなものとはちょっと違った構造になっており、どうやら直接の取引はできないようです。また、公式によるとセキュリティーの関係上、よその仮想通貨をアプリに送金することもできないようです。
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コインの保管方法に関しては、他と同様にコールドウォレットとホットウォレットによる組み合わせでの管理となります。
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