ここでは、仮想通貨初心者の投資のやり方として、日本トップレベルのBitcoinの取引所であるビットフライヤー(bitFlyer)の口座開設方法から、実際の取引までを一通り解説していきます。
日本でもっとも使われているbitFlyer FXの取引方法も紹介するので、仮想通貨FXの始め方がわからない人は参考にしてください。
目次
bitFlyerの登録と口座開設の仕方
大まかな手順は以下の通り。
面倒くさいですが、頑張りましょう。
bitFlyerのアドレス登録方法
まずはアドレス登録からです。
アドレスはもちろんいわゆる「捨てアドレス」などは絶対に使わないようにしましょう。
後で面倒くさいことになります。
日常的に使っているちゃんとしたアドレス、できればPCアドレスが好ましいです。
もちろんスマホでもいいですが、メールの送り先は投資用のものとわけといたほうが無難です。
下の「無料アカウント作成」をクリックします。
Facebook、YahooID、Googleなどのアカウントでも解説できますが、ここではメールで登録します。
登録すると、登録メール宛にメールが届きますので、それに記載されている「キーワード」をサイトに入力して、「アカウント作成」をクリック。
ちなみに下にある「初回パスワード」はあっちで勝手に設定されたログインパスになるので、後からこっちで変更します。
ログインすると、最初に利用規約が出てきます。
もちろんちゃんと読んで、読み終わったら全部チェックしてください。
基本的にはそのまま指示に従って、登録作業を進めていってくれればいいんですが、途中で中断もできます。
その場合、改めて登録作業を再開する時はHOME画面右下の「アカウント情報」の部分から認証を済ませたい項目をクリックすると認証を進めることができます。

bitFlyerの二段階認証方法
続いて二段階認証。
これは簡単に言うと、外部のツールで本人確認をさらに行う方法です。
これがあるのと無いとではセキュリティーに大きな差が出るので必ずしてください。
※現に今まで起こっているハッキング被害者のほとんどはこれをしていなかった
推奨と言う項目がありますが、それでなければ危険というわけでは無いので、設定しやすいもので構いません。
また、この設定は後から変更できます。
とりあえずここでは、簡単なメールによる設定を行います。
メール設定では、別に4桁の暗証番号が必要です。
二段階認証はすべての操作に効くようにしてください。
これで完了です。
本人確認情報の入力
続いて、本人確認です。
指示に従って、「取引時確認の入力」をクリックします。
この辺は銀行口座開設方法と一緒ですね。
ちゃんと名前の部分は、後で写真で提出する身分証にあるものと同じ名前にしてくださいね。
身分証の写真提示方法
次は証明証の写真の提出。
案外ここでつまずく人が多いようです。
ここで使う写真は、免許証のようなしっかりした写真にする必要はなく、「ちゃんと文字が読める」ものであれば問題ありません。
なので、普通にスマホで撮ったもので十分です。
例えば、運転免許であれば、下のようなものを両面、2枚とって載せます。
運転免許は両面です。
ちなみに、その他にも身分を証明できるものがあれば、上の選択肢から選んで送ることができます。
写真はそのままドラックして貼り付けるか、「画像ファイルを選択する」から選んで載せます。
「〜資料を提出する」で完了します。
取引目的の記入方法
流れに沿って、次に「取引の目的」を記入します。
市場に影響を与えかねないような大物でも無い限りは、特に深く考える必要もなく、上から順にチェックしていってください。
職業は投資の目的も、なんとなくで結構です。これが間違っているからといってお咎めがあるわけではありません。
bitFlyerの口座登録方法
最後に口座登録をします。
転送不要書留郵便の受取
ここまでで、一通りの登録作業は完了しています。
あとはあっちで審査して、転送不要書留郵便というものが勝手に届くはずです。
「転送不要書留郵便の受取」の部分が緑になれば、ほぼすべての取引がやっと開始されます。
今は、ユーザーが多いため、承認には多少の時間がかかるかもしれません。
転送不要書留郵便の受け取りの期間としては、だいたい一週間くらいを見ていればいいかと。
bitFlyerの入金方法
HOME画面左側の「入出金」から口座入金できます。
方法がいろいろありますが、急いでない限りは余計な手数料がかからない「日本円ご入金」を選んだ方がいいです。
通常入金だと反映する時間はだいたい1~2日です。
同じく出金もそのくらい時間がかかります。
「クイック入金」や、「リアルタイム入出金」だと即座に反映されますが、その分大目に手数料を徴収されます。
なお、クイック入金で入金した金額はセキュリティーの関係上、7日間は出金できないので、注意してください。
bitFlyer FX とは
bitFlyer FXとは、ビットコインの取引とFX(外国為替証拠金取引)の考え方を融合させた取引方法です。
FXを知らない人に話すと、この方法では自分が持っている通貨の最大2倍の数量で通貨を売り買いできると言えます。
例えば、1BTC持っていれば、2BTC分の取引ができるようになります。
ただし、具体的には2BTCは持っていないため、その売り買いで得た価格差だけが自分の利益として入ってきます。
つまりこれは、1BTCを証拠金として、2BTCの取引をしていることになります。
この2BTCというのは各業者によって違います。
一般的には「最大レバレッジ〇〇倍」という形で提示されています。
そして、このbitFlyer FXの最大レバレッジは2倍ということになります。
あと、最低取引単位は0.001BTCになります。
通常、FXでは、普通の取引とは違って必ず「買ったら売る」「売ったら買う」必要があります。
これは、もともと2BTCを持っていないので、最終的に返却する(元の状態に戻す)イメージに近いです。
そのため、このFX取引では通貨を本当の意味で「買う」ことはできません。
あくまで、通貨を借りて、価格差で利益を出すだけです。
逆に価格差だけで損失が出た場合、ある一定上の損失が出ると、ここでは極端にいえば1BTC以上の損失が出ると、それ以上は持っていないので、勝手に取引を完了させられます。
これをロスカットと言って、bitFlyer FXでは証拠金の維持率が80%を切ると勝手に決済させられます。
また、このFX取引では、普通の取引である「買い」以外に「売り」から始めることもできます。
その場合はさっき言った2BTC分をいきなり売りに出している状態になります。
・・・とまあ、
言葉だけでは理解が難しいので、実際に超少額でやってみることをお勧めします。
FXへの理解があると、簡単に始められますが、全く経験がない人にとってはロスカットやポジションなどの言葉は理解するのには時間がかかります。
ただ、昔の僕もそうだったように、とりあえず触るだけ触ってみると、案外簡単に要領を得ることができるはずです。
bitFlyer FX の使い方
HOME画面右側にある「bitFlyer Lightening」の項目がそのbitFlyer FXが入っている部分になります。
クリックすると、専用の取引画面が出てきます。
ここでの取引方法は以下の6つがあります。
BTC-FX/JPY:先物取引
BTC/JPY-〇〇APR20〇〇:先物取引
BTC/JPY-〇〇APR20〇〇:先物取引
BCH/BTC:Bitcoin Cash/Bitcoin取引
ETH/BTC:Ethereum/Bitcoin取引
BitcoinのFXの項目は「BTC-FX/JPY」になります。
画面上のバーからその項目を選択します。
かなりややこしそうですが、実際操作する部分は右側の「取引画面」だけです。

bitFlyer FX の入金方法
「bitFlyer FX」の口座と、通常(現物)のbitFlyerの普通口座は分けられています。
そのため、一度普通の入金をしてから、そのあとにその資金をFX専用の口座に移動させる方法をとります。
はじめに画面左上にある「設定画面」をクリック。
出てきたバーの下の方に「入出金」の項目があるので、それをクリックします。
下の方に「Lightning FX/Futures 証拠金」の欄があるはずです。
そこの「証拠金口座へ預け入れる」の横にある欄に、あらかじめ「普通口座」入金しておいた日本円の数量を入力することでFXの口座に移動できます。
逆に通常口座に戻したい場合はその下の「現物口座へ引き出す」を使って移動させます。
普通口座に入金している金額は画面右上の¥マークから確認できます。
下の場合だと、74円が普通口座に入っていて、その分だけ「証拠金口座」に移動できることがわかりますね。
なお、入金自体は左にある項目からも出来ますが、出金するには最終的に「普通口座」に移動させておく必要があります。
bitFlyer FX の取引方法
入金ができると、画面右上の¥/△部分に金額が表示されます。
これで取引が始められるようになります。
取引自体は右にある「取引画面」から行います。
ここでは3種類の取引方法がありますが、一番手軽な「成行」を上のバーから選んでみましょう。最低単位は0.01BTCから売り買いできます。横の+-から数量を増減できるほか、直接数量入力も出来ます。
取引を実行すると、画面横の「ポジションと注文状態」の「建玉(ポジション)」の項目に注文した数量が並びます。
下の画面では、0.3BTC分買っており、6350円の損失が出ています笑
証拠金は18466円となっているので、損失分を差し引いてそれだけ以上の金額が残っていればロスカットはされません。
注意点として、この建玉(ポジション)は必ずいつかは逆の注文指示で解消する必要があること。
「売る」をやったら「買う」
「買う」をやったら「売る」です。
ポジションがある=借金がある
と思ってください。
やり方はこんな感じですね。
あとは経験とテクニックの問題になりますが、この辺はテクニカル分析やらファンダメンタル分析やらが関わってきます。
画面の「オーダー状況」「チャート」などを参考にして、今後上がるのか下がるのかを見極めて取引をしていくことになります。
極端な話、
「買う」を実行した後にチャートが上がる
「売る」を実行した後にチャートが下がる
と利益が出ます。
理屈は簡単ですが、実際にそれで利益を上げるのは至難の技です。
bitFlyer FXは土日も営業しているか?
bitFlyer FXの仮想通貨の取引可能時間は24時間で、土日も休まず稼働しています。
ただし、明け方にかけてはよくメンテナンスが入る時があるため、深夜帯の取引では注意が必要です(いきなりきます)。
一方、日本円の出金に関しては営業日にしか受付しません。
土日に出金しても、受付開始は月曜からです。月曜が祝日であれば火曜日以降ですね。
平日ではだいたい1~2日かかります。