26日、ビットコインを利用したモバイル決済アプリを運営するCircle(サークル)が、米仮想通貨取引大手ポロニエックス(Poloniex)を約428億円で買収しました。
circle.com
Poloniexは米国の仮想通貨取引所として有名ですが、新規登録者の制限やアカウントのランクによる使用規制など、幾つかのメンテナンスをここしばらくやっていました。
そのせいか一部のユーザーには不信感を与えていたこともあったそうですが、今回の件でPoloniexコミュニティに安心感を与えるとも言っています。
Circle(サークル)とは
2013年10月ごろにリリースした、ブライトコーブ創業者であるジェレミー・アレイア氏が創業しCEOを務める、ビットコインのウォレットサービスを提供する企業です。
同企業への投資先にゴールドマンサックスなどの大手金融があるので、企業としては期待されています。
サービスとしては通常のビットコイン購入に加えて、「サークル・ペイ」と呼ばれるチャット機能付きの法定通貨送金サービスや、「サークル・トレード」と呼ばれるアルトコインの交換サービスなど。
最近では個人向けのスマホ用仮想通貨取引アプリ「サークルインベスト」などのリリースが発表されています。
買収で変わることは
公式では、ユーザーエクスペリエンス(UX)、プラットフォームのパフォーマンス、セキュリティを強化することに焦点を当てる予定だとアナウンスがされています。
ちなみにこの更新では当初のアカウントは従来通り使用できるとのこと。
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