散々言われてきたことですが、大手のハンバーガーチェーンを比較すると、メーカーによって素材配分が大きく違います。
ただ、個人的に今までしっかりとみたことがなかったので、今回は実際に以下の2社を比較して見てみたいと思います。
ベーコンレタスバーガー
350円
エネルギー(kcal):376
ベーコンチーズワッパー
640円
エネルギー(kcal):865
見た目の違い
写真では大差ないように見えますが、実施に現物を見ると内容には結構な違いが現れています。
なお、大きさの違いに関してバーガーキングの方はもともと「ワッパー」と呼ばれる他社よりも大きなバーガーの分類に入るので、あえて比較に関して言及することはしません。
袋はこんな感じです。
商品名が一目で分かるのはマクドナルドの方ですね。
中身はこんな感じ。
大きさはともかく、中に挟まっている野菜は明らかに違います。
ただ、まだこれだけではちょっとわかりづらいかもしれませんね
中身をさらけ出すとこんな感じです。
マックのベーコンレタスバーガーは、ベーコンとレタス、それとチーズが入っています。
ベーコンチーズワッパーは、上記に加えて、トマトが入っています。
一般的に野菜類が少ないとされているマクドナルドのハンバーガーですが、実際は思っていほどのものでもなかったです。
ただ、やはりこうやってみると他社の商品よりは野菜が少ないようですね。
ソースの容量は、マクドナルドはマスタードとマヨネーズ、バーガーキングはトマトケチャップ、マヨネーズが主体です。
特にバーガーキングはソースの量がマックに比べて少し多いのが特徴です。
パティの原産国はともにオーストラリア、ニュージーランド産で、最終加工はマックが国内で、バーキンがオーストラリアになっています。
大きさこそ違うのものの、どちらも厚みは同じです。
ただし、バーキンは網焼きのため、他のものに比べてかなり香ばしさが感じられるパティに仕上がっています。
味と食感の違い
今回は先にバーガーキングの方から食べてみました。
マックとは違って、こちらはケチャップの主張が強いです。
また、トマトや他の野菜の存在がはっきり分かり、レタスの食感も感じることができます。
マックの方は、ケチャップは入ってないですが、その代わりにマック独特のマスタードやマヨネーズ、ピクルスなどの味が楽しめます。
ただ、やっぱり、野菜が少ない分、バーキンと比べるとシャキシャキ感は劣ります。
後からマックを食べた分、野菜に関しては物足りなさをかなり感じました。
ワッパーは食べづらい
野菜がたくさん入っているバーガーキングのワッパーは、やっぱりマックと違って食べづらいのが事実です。
どのくらい食べづらいかというと、全くこぼさずに食べるのが不可能だと思えるくらいの食べづらさです。
さらにソースの量も多いので、保護する紙袋は必須と言えます。
一方で、マックは基本的にレタスなどがバラバラしない商品が多いので、慣れればほとんどこぼさずに食べることができます。
一番大きい点はトマトが入っていないところです。
これが入っている状態と無い状態では食べやすさに大きな差が出ると思います。
売り方の違い
消費者から見ると、
マックは安くてチープなファストフードを提供して、
バーガーキングは若干高めの割としっかりしたハンバーガーを提供
そんな感じがします。
マックの商品は提供までの時間がバーガーキングの商品よりも早く、クレジットカードもちゃんと使えるので、どちらかというと忙しいビジネスマンも客層に入っていると思います。
一方でバーガーキングは、マックとは違い、遅い時は5分以上待たされる時がよくあります。
これはこの販売店特有のオーダーメイド性が関係しています。
どこまでがオーダーメイドなのかは不明ですが、マックの商品とは違ってその都度オーダーが入るたびにバーガーを作っているようです。
値段に関しては、ファストフード業界の中でもマクドナルドはもっとも安い部類に入り、一方でバーガーキングの価格は高い部類に入ります。
単純に単品価格で見ても、バーキンの価格はマックの倍近くあります。
ただし、最近バーガーキングは割引クーポンに力を入れており、クーポンを併用することでマックの価格帯と同程度のレベルで買うことができるようになっています。
店舗数は東京で見ると、バーガーキングは34店舗(2018年3月時点)です。
一方でマクドナルドの方はコンビニレベルの膨大な数で、かずえきれないくらいのお店が存在します。
まとめると次のような特徴が挙げられます。
・手作りのハンバーガーに近い感じ
・素材がしっかりしている分、食べづらい
・通常の値段は高め
・クレジット未対応(国内)
・店舗数が少ない(東京で約34店舗)
・ファストフード特有の味
・チープで安っぽい
・値段はかなり安い
・クレジット対応
・店舗数はかなり多い
こうやってみると、バーガーキングは食品自体に力を入れていて、その分他のサービスは犠牲にしているような感じに見えますね。
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