仮想通貨交換会社コインチェック(東京・渋谷)から580億円分の仮想通貨NEM(ネム)が流出した問題で、警視庁は9日、流出したネムの一部が別の仮想通貨に交換されたことを確認した。交換は同日夕時点で5億円分を超えるとみられる。
nikkei.com
NEMを盗んだ人物と思われる者が2月7日ごろに匿名性の高い「ダークウェブ」のサイトを開設。
ダークウェブは通常のWebサイトと違い、特殊な機器、ソフトウェアや特定の条件がないと入れない、ある意味独立したWebインターネットのようなもので、ここでの全ての情報は一定の範囲に限定されます。
盗まれたNEMの持ち主が、このネット上で取引所を開設してNEMを格安で売りさばいていることが判明しました。
なお、交換の際は取引履歴の残らない仮想通貨Dashを使用しているとの情報もあるため、実質交換された時点で盗まれた通貨の行方はわからなくなります。
また、取引に使われてたNEMはマーキングされているため、不特定多数の関係ない人たちにばら撒かれることになるため、追跡機能がついたNEM自体の拡散にもなりえます。