中部電力でブロックチェーンを活用した電気自動車の充電履歴管理の実証実験が始まる

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中部電力株式会社(代表取締役社長:勝野 哲)は、株式会社Nayuta(CEO:栗元 憲一)とインフォテリア株式会社(代表取締役社長:平野 洋一郎)と協力し、2018年3月1日から、同社技術開発本部にて、電気自動車やプラグインハイブリッド自動車(EV等)の充電履歴を仮想通貨で活用される「ブロックチェーン」で管理する技術の実証実験を実施します。
chudenより

この技術ではNayutaが開発したブロックチェーン上に履歴を残す独自の充電用コンセントと、インフォテリアが開発した専用スマートフォンアプリによって、Bluetoothを介して充電状況が管理できます。

具体的には、ユーザーそれぞれが充電する権利をシステムを介してに取得。
充電を行うと、自動的に時間、電力などの充電状況がブロックチェーンに記録され、最終的にスマートコントラクトで支払い請求まで管理できるようになると思われます。

これによって、例えば電気自動車を管理できる環境がない場所、アパートやホテル等でも、充電場所の設置を行えば、あとは充電状況の管理や支払いの計算などは同技術のスマートコントラクトと、ブロックチェーンに任せることができ、大幅な設置コストと、時間が節約できます。

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Nayutaとは

2015年3月設立された株式会社Nayutaでは、IoT、IoM技術を活用した技術開発やサービスを展開しています。
これはものとインターネットをつなぐ技術であるIoTの技術と、それをさらに個人主義の形に持って行ったInternet of Me = IoMの技術のこと。
同社では、さらにそれらにブロックチェーンを組み合わせる技術の開発と研究を行っています。

また、同社の技術力は、2017年9月14日〜16日に上海にて開催したブロックチェーン等のテクノロジーサミット「3rd Global Blockchain Summit」において「Smart terminal reference solution」部門で3位を受賞したことでも有名です。

インフォテリアとは

企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しているIT企業.
設立者でもある平野洋一郎氏は、一般社団法人「ブロックチェーン推進協会」の代表理事を務めていますので、仮想通貨関連に深く関わっている会社でもあります。
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