仮想通貨Zcashが米国公認取引所に上場で価格が高騰

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5月14日夜、チャート上を見る限り、アルトコインのZcash(ゼットキャッシュ)が約一時間程度で価格を$250(約27000円)から$330(約36000円)にまで上昇しています。

Twitter上でもこのことがちょくちょく話題に上がっていますが、これの原因としてはどうやらこの通貨が米国の取引所に上場したらしく、その上場先が実質国の公認取引所と言われる”Gemini”で認められたところであるという部分が好材料になっているみたいです。

Gemini(ジェミニ)は2014年からスタートした仮想通貨の取引所(デジタル資産交換および保管機関)です。
フィアットはUSDのみ、仮想通貨はこれまでビットコインとイーサリアムのみがサポートされていました。

チャートを見る限り、上場発表時期とこの値上がりのタイミングがピッタリ合います。

同取引所は現在、アメリカのューヨーク州金融局(NYDFS)の厳格な監督下に置かれていますが、それでもちゃんとコンプライアンス基準に準拠してちゃんと上場するようですね。

ちなみにこの金融局では、以前からすでに仮想通貨に対する規制事項をある程度取り決めており、日本と同様にマネーロンダリングや詐欺などの不正行為に対する措置を講じるように関連企業に行政指導をしているので、その辺の通貨が認められる難易度は決して低くはないはずです。

このZcash(ゼットキャッシュ)という暗号通貨は、いわゆる匿名通貨と呼ばれており、”ゼロ知識証明”と呼ばれる技術で送金者の方で支払者アドレス・受取者アドレス・金額を匿名化して通貨をやり取りすることができます。

そのため、この上場に対しては少なくとも現時点では一定の条件が決められているようで、それは簡単に言えば、匿名送金ではなく、通貨量を隠さない公開式の送金方法のみを受け付けているというところ。

Zcashではシステム上、送金情報を公開する”アン・シールド”と、匿名性を維持したまま送金できる”シールド”の二種類がありますが、この取引所では上場直後はアン・シールドでの送信方法のみ対応するようです。

ただ、今後シールドされたアドレスをサポートする計画もあると、公式ではアナウンスしています。
blog.z.cash

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