仮想通貨市場もいよいよ本格的に大きくなっていて、以前のように「とりあえず買っておけば全部あがる」なんてことはもうほぼないです。
株式取引時のように細かく分析して、市場を調査することが重要な時代になってきました。
そんな中、株式会社FACTBASEから仮想通貨の情報収集やチャート指標など、様々なサービスをAIを活用して提供するプロジェクトが出てきました。
それがこのプラットフォーム「SIGNAL(シグナル)」というもの。
目次
「SIGNAL(シグナル)」とは
SIGNALは世界中の仮想通貨情報をAIによって収集&整理するプラットフォームです。
東京大学の研究者による金融市場最先端のセンチメント分析モデルを活かした自然言語処理技術と、機械学習技術を使用し、膨大なビッグデータを構造化データ化しています。
また、投資家が効率的に情報収集ができるようにそれらのデータを最適な形で提供します。
英語・日本語でリリース予定
公式サイト:signal.fact-base
SIGNAL Board
仮想通貨ビッグデータをAIがまとめたダッシュボードです。
具体的には、
従来のFXのような分析方法と仮想通貨個別の評価を組み合わせたような新しい指標の提供。
話題性・期待度の高いアルトコインかわかる仮想通貨一覧ページの提供など。
SSI(Signal Sentiment Index)
SSIとは、ウェブ上のテキスト情報から抽出した、市場参加者のセンチメント指数です。
FXのように買われ過ぎ、売られ過ぎといった投資家の動きを分析して、市場参加者がある仮想通貨に対して抱いている、ポジティブ・ネガティブといった感情スコアを表します。
具体的にどうやって「ウェブ上のテキスト情報」を抽出するのかが気になるところ。
SDI(Signal Development Index)
各仮想通貨の開発速度、開発者コミュニティの成熟度合いやチームの開発力などを定量化した指数です。
仮想通貨の潜在的な成長力を測る指標となるそうです。
こちらもざっと説明していますが、具体的な指標基準が知りたいですね。
SIGNAL Alert
投資家市場で値動きに大きな影響を与えるイベントが発生した時にLINEで通知を受け取ることで、投資家が『買い時』『売り時』を逃しにくくするためのサービスです。
提供する情報の例を見る限り、これもFXサービスにあるようなアラートシステムと同じような感じのようですね。
事前登録がスタート
12月1日に「SIGNAL α版」の事前登録受付を開始しています。
公式サイトにある専用フォームから会員登録すると、リリース当日にLINEで通知を受けることができるようです。