1月14日、韓国政府は仮想通貨の取引者に対して、匿名での取引を認める既存の口座から、今月中に実名確認が必要になる口座に移行しなければ、罰金を科すことを発表した。
MONEYVOICE
仮想通貨の規制が続く韓国ではこれまで可能だった仮想通貨の匿名取引を事実上の禁止処置にすることを決定するようです。
具体的には政府が実名取引システムを強制実装する方針を発表していて、それに応じなかった場合はペナルティーを科されるとのことで、既存の匿名を認める口座からは今月中に実名確認が必要になる口座に移行しなければいけないそうです。
なお、旧システムの口座については、出金のみが認められるとのこと。
これまでも、匿名取引に対しては逆風が吹きまくってましたが、これでさらに公に使うことができなくなってしまいました。
匿名仮想通貨では、モネロ(Monero)、ダッシュ(DASH)、ゼットキャッシュ(Zcash)やあとはVerge(XVG)など。
その他にも幾つかの匿名通貨がありますが、いずれも日本国内では依然として認められていません。
常識で考えてみると、国としてこの方式の通貨を認めるということは難しいと思います。
これが例えば通貨以外のものであればまだ勝算はああるかもしれないですね。