Crypto Facilitiesでイーサリアムの先物取り引きが開始

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5月1日、英国の暗号通貨交換プラットフォームCrypto Facilitiesは、先物取引の取扱通貨ペアにアルトコインのイーサリアムを追加しました。

取引ペアはETH/USDとして登録され、イギリス時間午後4時から開始されます。
cryptofacilities.com

今までにも仮想通貨の先物取引はbitcoinに着目して、bitFlyerやCBOEなどの日本海外を含めた幾つかの取引所で扱いが開始されていますが、イーサリアムについてははっきりとした取扱はありませんでした。

僕の知っている限りでも、すでにイーサリアムで先物取引を進めているような取引所はまだなかったはずです。

Crypto Facilitiesはイギリス・ロンドンにある仮想通貨取扱所で、2016年に開設しました。

この取引所ではすでにbitcoinと、リップルについても先物取引を開始しているようで、bitcoinの先物に関しては大々的に話題になったCME Groupの件よりも早くこの先物取扱を開始していたそうです。

現在同社はCMEグループに対して、CME CF Bitcoin参照レートを提供しています。

すでにイーサリアムだけではなく、リップルでも同様に

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イーサリアムへの影響は?

この先物取引とは、将来の価格を予測した上で値段を設定して売り買いして、その後の価格変化で利益を出す投資方法です。
決められた開始~決済時間までの間で取引を行う投資なので、いつでも気軽にできる通常の取引とは若干違います。

株ですでに日経平均株価などを対象とした先物商品が開始されていますが、対象とされている日経平均株価自体がこの先物取引の影響を受けることもあるそうです。
zuuonline.com/archives

仮想通貨でも同様に派生したデリバティブなどの関連商品の動きによって、現物の価格が影響を受ける可能性があります。
間違いなく今まで以上に価格の予想は難しくなりますね・・・。

売りから入ることもできるため、価格が普段よりも更に下がるとの懸念もあります。

メリットは単純に流動性が増える点。

イーサリアムはすでにビットコインについで二番目に有名な通貨として一般にも広く知られつつあります。
そのため、今更この通貨が突然なくなってしまうことがあるなんて危惧している人は少ないはずです。

と入ってもまだこの通貨が金融市場に浸透しているかと言われるとまだ未熟な状態であることが事実。
ちょっとした問題があっても大きく値動きが変動することもしばしばあります。

イーサリアムが誕生してすでに何年か経ちますが、イーサリアムの値動きを元にしたレバレッジやデリバティブは少ないので、純粋な現物買いによる影響がもっとも強く反映されます。

しかし今後、こういった物が増えることによって広い分野で更に市場参入者が増えていくことになるはずです。

価格も幅広い価格要因によって値段は安定していき、昔bitcoinであったような日常的な乱高下も少なくなっていくでしょう。

なんにしても、着実に有能なアルトコインも金融業界に浸透している証拠ですね。
嬉しい限りです。

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