3月4日、Binanceで上場しているCentra(セントラ)プロジェクトで、経営陣が不正なICOを行ったとして、バイナンス側では上場廃止も視野に入れた検討をしているというアナウンスがされています。
support.binance.com
これは、Centra Techチームに関連したメンバーの論争的で不正な行為に関する今日のリリース情報に照らして、CTRトークンに関する高いリスクについての特別な発表です。 今後も引き続き情報を探し、状況を注意深く監視し、上場廃止を含むさらなる行動を取る可能性があります。このトークンの上場廃止を選択する場合は、72時間以上の通知期間が設けられます。
バイナンスより
情報によれば、米国証券取引委員会(SEC)がCentra(セントラ)の共同設立者Sam Sharma氏とRobert Farkas氏を逮捕し、それらに対する刑事訴訟および民事訴訟を開始したということです。
btcmanager.com
仮想通貨Centra(セントラ)とは
2017年8月5日にスタートしたプロジェクトで、バイナンスのほか、HitBTC、Cryptopiaなどでも扱っています。
Centraのデビットカードではビットコイン(Bitcoin)、イーサリアム(Ethereum)、ライトコイン(Litecoin)、リップル(Ripple)、ゼットキャッシュ(Zcash)、ダッシュ(Dash)などの仮想通貨に対応しており、VisaまたはMasterCardを受け入れる世界中のどこでもCentraカード
を使用できるようにすることを目標に進めていたようです。
Centra(セントラ)の情報は偽物との報告
内容によると、この仮想通貨が今後の通貨交換や、MasterCard、Visaネットワークに加入しているデジタル通貨デビットカードにアクセスできると主張していましたが、実際にはCentraがこれら2社のいずれとも提携していないということを報告しています。
また、不当な未登録の有価証券を提供して、提供と売却に関連した虚偽の宣伝等を行っていたそうです。
Robert Farkas氏に関しては、4月1日に、国外の飛行機に乗る準備をしたとして逮捕されたと伝えられています。
怪しいICOはたくさんありますが、このプロジェクトに関しては、かなりの規模で宣伝していたようで、フロイドメイウェザー、DJカレドなどの有名人も起用していたようです。
Centra(セントラ)の価格チャートの状況
この報道があった3日にはまっすぐ下に超下落。
33円程度だった価格は4日には5円程度まで下がっています。
ただ、その後はなぜか一気に価格を半分程度まで戻しており、現在は18円程度まで上がっていますね。
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