直接ユーザーと仮想通貨をやり取りするHodl Hodlのプラットフォームを使ってみた

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メジャーな仮想通貨取引所とはまた違った仕組みを採用している仮想通貨交換所としてHodl Hodlと呼ばれる取引プラットフォームがあります。
今回はこのプラットフォームの仕組みと実際に登録してみてどうなっているのかを見てみました。

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Hodl Hodlとは

これはマーシャル諸島のHodlex Ltdより提供される、ビットコイン(Bitcoin)やライトコイン(Litecoin)などの取引所です。
通常の取引所では、アカウント登録、身分証明(KYC)、入金を行った上で取引を開始すると思います。

一方、このHodl Hodlでは、アカウント登録さえ済ませれば、あとは直接お金と仮想通貨を交換できるような仕組みになっており、入金も、KYCも必要なく、ユーサー同士で直接やりとりができるというもの。

入金しないでどうやって取引するかというと、直接個人の銀行口座やウォレットを使用してP2Pによる交換作業を行います。

現在扱っているのはビットコインとライトコインの二種類で、支払い方法は相手が提示するクレジットカード、PayPal、SWIFTなどから選んでその支払い方法でコインを買い取る仕組みになります。

買い取ったコインは取引所を経由せずに直接自分の持っているBitpayなどのウォレットに送られてきます。

Hodl Hodlの手数料

交換手数料として通常0.6%の手数料がかかります。
ちょっと高めですね。

また、紹介制度を利用して他の人に紹介すると、その紹介コードを利用した側は、永久的に0.55%に減らすことが可能なのだそうです。

さらに、信頼性の高いユーザーには0.5%の手数料が適応されます。

なお、現在(2018年4月21日時点)は取引手数料0円キャンペーンをおこなっているようです。

※信頼性を得るには、公式に電子メールを送って 、確認プロセスを完了させる必要があります。

Hodl Hodlの使い方

アカウント登録は右上の「sign up」から行います。
完全に個人間で行うため、その人の活動時間に合わせてタイムゾーンを設定する部分がありますね。

基本操作は次の通り。

現在の言語は英語、ロシア語に対応しており、通貨は2種類から選びます。

HOME右上のプロフィール欄を見ると、自分にランクのようなものがあることに気付きます。
どうやら、メルカリやヤフオクであるような販売者の信用度みたいな仕組みが採用されているようです。

Hodl Hodlでのオファー作成

自分の売り買いの提示は、オファーと呼ばれているみたいですね。
設定画面から「My Offers」を選び、「You don’t have any offers yet. Create now?」の部分をクリックすると、こちらから売りか買いを設定してほかのユーザーに提示できます。

支払い方法もこっちで指定します。
この辺はなんだか自由度が高いですね。
レートも標準価格の「自動」とこっちで決める「固定」で設定できるため、通常よりも安売りや高めに売ることができます。
この辺は取引の板と同じ感じの流れですね。

その他、数量や取引で許容できる時間などを決めて、「SAVE」をすればオファーが完了します。

Hodl Hodlでの取引方法

すでにオファーで提示されている分から探してコインを売ったり買ったりできます。
その場合は「Buy 〇〇」(コイン買い取り)または「Sell 〇〇」(コイン売り)から、リストを表示して、その中から選ぶ方法になります。

すでに実績のある人は、アカウントページでレーティング(評価)と言う形で5段階表示で表示されています。
提示している最小/最大では、その数量の範囲で購入や売却ができるようですね。

Hodl Hodlのメリット・デメリット

取引所とメルカリを足して2で割ったような感じのサービスですね。

取引では、オファーがいわゆるMakerのような役割を果たし、そのオファーを承認する側はTakerといったところです。
全体の方式は通常あるような取引システムと非常に似ていますが、実際の支払いの段階では完全に個人間で取引を行うため、両者の意向が一致する必要があるみたいです。

一番の違いは個人の評価システムが有るところ。
通常の取引所に個人の信頼性が加わったような感じに思えます。

これによって評価が高い人のオファーに、取引相手が偏りそうな気がしますね。

もっとも、まだ、開始されたばかりのためか、ほとんどオファーの部分がすくなく、ライトコインでも5~6のオファーしかないようです。
実際口座振込とか送金とかが絡むと、やっぱり不安な部分がありますね。

ただ、支払い方法にこれだけ種類があると、グローバルな目で見たときにはどこからでも取引ができるメリットは有るのかもしれません。

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