たくさんの通貨を取り扱っている場合や、ICOなどで新しく興味がある通貨が出てきた時に、それらのコインの今の価格や、どこに置いているかの確認をすぐできたれば便利ですよね。
ただ、それが草コインや、マイナーなアルトコインだった時は、最悪の場合海外サイトを見て回る必要があり、余計なリスクが出てきます。
海外のマイナーサイトだと、わけのわからないサイトや、中には危ないものが含まれている時があるので、安易に開くこともできません。
今回は、僕が普段から使っている方法として、そういうマイナーな草コイン、アルトコインなどの今の価格を知りたい場合や、取り扱っている取引所を簡単に確認できる方法を紹介します。
CoinGeckoの使い方
CoinGeckoとは、シンガポールの非公開会社「Gecko Labs Pte」が運営する海外の仮想通貨ランキングサイトです。
他の海外ランキングサイトと違って、ここでは日本円に換算した数値で通貨価格を表示でき、取扱所や独自の評価基準なども設けています。
まず、公式サイトに入ってみます。
公式サイトはCoinGecko.comです。
英語表記になっている場合は、右上の言語設定から「日本語」を選んでください。
日本語対応だと、主要コイン名も一部カタカナ表記になりますね。
値段表記は左上の赤丸部分から好きな種類の通貨に換算できます。
もちろん、ここにJPYも含まれています。
通常、他サイトでよく言われるランキングというのは「時価総額の大きさ」を大きいものから順に並べたものになります。
上にある赤枠で囲った部分「時価総額」をクリックすることで、その時価総額ランキングに沿った表記に並び替えができます。
その他、1コインあたりの価格、24時間での上昇率、流動性など、様々な大きさ基準で並び替えて表示できます。
通貨の探し方
アルトコインや草コインの検索方法は、右上の検索フォームから行います。
名前の最初のアルファベットを打つとある程度絞ることもできますし、そのまま一覧から探してもいいです。
現在価格と取扱所の確認
各通貨を選択すると、現在価格や取扱所、取引高や時価総額など、その通貨のあらゆる情報を閲覧できます。
ここでも赤丸の所で、通貨の価格をJPYに変換できます。
はじめに、現在価格(リアルタイム価格)について。
これは、右に大きく記載されているはずです。
価格に関しては、中央にある②変換ツールで、好きなコイン数量あたりの値段を見ることができます。
取引所に関しては②ページ切り替えで、「取引所」を選ぶと、取り扱っている場所が確認できます。
ここでは、各取引所の流動性や、フィアット(法定通貨)別のボリュームも確認できます。
取引所別の通貨の状況
このサイトでは他にも、取引所別で個別に取引されている通貨の流動状態を確認できます。
右上の「取引所」をクリックすると、仮想通貨取引所の一覧が出てきます。
その中から、内容を見たい取引所の名前をクリック。
すると、その取引所の詳細が事細かに書かれているページに飛びます。
ページでは、各取引手数料、連絡先、ペア別のボリューム、通貨別のボリューム、そして各ペアの今の流動性など、あらゆる状況が一覧できます。
その他の機能
その他にも、ICO関連の情報を閲覧できるページも開設されています。
同じく、HOME画面左上の「ICO」から。
公式によると、現時点ではまだ試験的に導入されている段階だそうですが、その辺にあるICO紹介サイトよりもはるかに見やすくて、注目されている銘柄も一目でわかります。
ちなみにこのサイトは一応アカウント登録も可能です。
その場合は、専用ダッシュボードで、下のように好きな通貨の状態を個別に管理できます。
通貨の価格を別の通貨価格に換算したり、チャートのレンジをいじったりできるので、個人投資をやっている人にとってはかなり便利な機能です。
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