仮想通貨NEM(XEM)の公式デスクトップウォレット「Nano wallet」(Version: 2.0.14)の作り方と使用方法

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NEMでは現在、デスクトップウォレット「Nano Wallet(ナノウォレット)」のほか、スマホ用のアプリとして「モバイルウォレット」と、スーパーノードを目指せる本気用のウォレット「NEMノード」の3つがあります。

今回は、この中でもっとも軽量で、保存媒体が安全なデスクトップウォレットの立ち上げ方と基本操作方法を解説していきます。

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Nano Walletのダウンロード

まずは公式サイト「nem.io」へいきます。
いずれも秘密鍵をこちらで預かるウォレットです。現在はMac、Windows、LUMIXの三種類に対応しています。

下にあるものはアプリ用とMEN完全ノード用のウォレットなので、上の3つから環境に合わせてダウンロードします。
ここではMac環境で使った場合の方法を記載します。

ダウンロードすると、Zipファイルとして提供され、解凍すればファイルができます。

中にあるNEMアイコンが実際のソフトウェアになります。

起動する場合はそれをクリックするだけでOKです。

Nano Walletの作り方

実際に起動したばかりの状態では全文英語の状態になっていますので、右上の「language」から日本語を選び、変換します。

さて、それではウォレットを作るために、まずは右上の「アカウントの作成」をクリックします。

次の画面では「シンプルウォレット」「プライベートキーウォレット」の選択画面になりますが、通常保管ならシンプルウォレットを選択します。
※プライベートキーウォレットは別のウォレットの移植用なので、別途秘密鍵が必要です。

「準備ができました」をクリック

ネットワークは「Mainnet」を選択して「次へ」で進みます。

ウォレットの名前を決めて、次へ。

ログインするためのパスワードを決めます。

次の画面から新規に秘密鍵を生成します。
生成方法はちょっと特殊で、下のメーターがたまるまでひたすらマウスを動かし続けるというもの。とにかく動かしていれば勝手に生成されます。


次の画面では利用規約が表示されます。
これは「基本的にはさっき作った秘密鍵と、パスワードでウォレットに入るようになっていますので、プラウザ自体に情報が残らないと思ってください。」
ということです。

ウォレットの起動はプラウザで行いますが、その際にプラウザ自体には一時的に履歴として情報が残ります。ただしこれは履歴消去で簡単に消えるため、間隔をあけて再度ログインするためには秘密鍵で作ったウォレットファイルとパスワードが必要になります。

次の場面では秘密鍵と繋がったウォレットファイルをダウンロードします。
これを忘れてしますと、また一から作り直すことになるので、めんどくさがってクリックしまくらないようにしてください。

ちなみに作ったファイルは暗号化されていますが、下の「ウォレットファイルの表示」で確認できます。
ファイルをダウンロードしたら「バックアップしました」で進みます。

次に秘密鍵本体をローカル上に保存します。一般的には紙などにメモすることが推奨されています。保存したら、次へ。

これでウォレットの作成は完了です。
長ったらしいですが、やっていることは秘密鍵とウォレットの作成、パスワード設定だけです。

Nano Walletの基本操作

ログイン方法はHOME画面右上のログインから、次の画面で先ほど作ったウォレットの選択とそれのパスワードを入れて入ります。

ここでは画面上記のコンテンツからそれぞれ一連の作業ができます。

ダッシュボード:取引履歴とハーベスト履歴
送信:通貨の送信
サービス:基本操作以外の各種機能操作
エクスプローラ:モザイクとアポスティーユの検索
所持通貨
ノード:ノードの選択
アカウント:秘密鍵と公開鍵、パスワードの設定、ウォレットアドレス表示

Nano Walletでは通常のウォレット機能の他に、モザイク、アポスティーユ、ハーベストなど多数のサービスを利用できます。

最初の初心者の段階では、「送信」と「アカウント」画面のみ使えれば問題ないと思います。
(ここで全ての機能を説明するにはあまりにも量が膨大すぎます)

基本操作方法は公式でも学べます。
docs.nem.io

通貨の入金

「アカウント」から使っているウォレットのアドレスが確認できます。
なお、ウォレットの秘密鍵に派生させて別のアカウントとアドレスが作れるようになっています(初期のアカウントはprimaryです)。

通貨の出金

「送信」からNEMと自分で作ったモザイクトークンの出金(送信)ができます。
使用方法は通常通りです。

モザイクを送信したい場合は「□モザイクを送信」のチェックを入れて通貨選択をします。
送信とともにメッセージも送ることができますが、手数料がその文字数に応じて多くかかります。

※宛先でメッセージの表記義務がある場合は必ず入れること。

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