仮想通貨Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ)といえば、Bitcoin(ビットコイン)から8月に分岐(ハードフォーク)して生まれた新通貨ですが、それがまたさらに分岐する可能性が出てきました。
目次
仮想通貨Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ)とは
この通貨は8月にビットコインから分岐した仮想通貨です。
ビットコインキャッシュはブロックサイズを8MBまで拡張したもので、今までのビットコインとの互換性がなくなりました。
つまりは別物として扱われることになったわけです。
仮想通貨Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ)が高騰
ビットコインがハードフォークする時期にキャッシュも同じくハードフォークを予定。
それに伴い、ビットコインキャッシュのチャートが急上昇。
レートは爆発的に上昇。
現在価格(2017年11月時点)は1BCH = 77000円まで上がってます。
これの原因として、
ビットコインの急降下に対する避難
ビットコインキャッシュのハードフォーク(分岐)による利益の獲得
とかこういうものが考えられます。
ハードフォークとは
古いソフトウェアで有効とみなされない(互換性がない)新しいブロックを作れるようになるルールの変更
wikiより
簡単に言うと、例えば
プレステ4から任天堂スイッチに機種が変わって今まで使えたソフトが全部使えなくなる
でも、プレステ4自体は残っているので、そっちはそっちで使えます。
つまりは二つとも使えるわけですね。
これに似たもので、ソフトフォークっていうものもあります。
これは、
任天堂DSから任天堂3DSに機種が変わるって思っていいかと。
3DSに変わっても旧式のソフトは使えます。
ただし旧DSはもう使えません。
フォーク(分岐)の時に毎回揉めるのは、この辺の「もの」が「使える、使えない」が問題になることもありますし、内容が気に入らないっばいとかが問題になる時もあります。
なぜハードフォークを実施するのか
現在のビットコインキャッシュはブロックサイズが大きいので送金スピードが速いんですが、なにぶんできたばっかりのためそもそもマイニングする人が少ない状態らしいです。
(具体的にはマイニングしてたりしてなかったりの状態)
そのため、送金のつまりが度々発生する状態なのだそうです。
ハードフォークの内容
マイニングの時の計算の難易度を調整するためのアップデートらしいです。
「EDA」というマイニング難易度調整に関するアルゴリズムを、「DAA」というものに変更するためにハードフォークを行うとのこと。
一応詳細を下に載せときます。
難易度をハッシュレートに調整し、平均ブロック間隔を600秒に設定します。
ハッシュレートがかなり安定している場合、突然の難易度の変更は避けてください。
ハッシュレートが急激に変化した場合、難易度を迅速に調整する
ハッシュレートと難易度の間のフィードバックからの振動を避ける。
タイムスタンプ操作などの攻撃に対して復元力があります。
cryptocoinsnewsより和訳
これで、送金のつまりをなんとかするみたいですね。
いつハードフォークが実施させるのか
Bitcoin ABC(これのプロジェクトチーム名)のAmaury Sechet(アモリ・セシェ:ビットコインキャッシュ開発主導者)とかいう人によって、DAAを有効にするために、11月13日にビットコインキャッシュのハードフォークを行うという計画を発表してます。
ビットコインキャッシュの将来性
でもまあ、前回の件でもそうでしたが、ビットコインキャッシュの今後がどうなるかは、まだわかりません。
安易に上がっているからといって買うのは危険です。
普通に考えると、
短期で上がると、すぐ下がる。
何かがあるから買われるんでしょうが、ほぼ100%調整(下がる)が入ります。
買うのはその後の方がいいかと。