【2021年最新版】超簡単、スプレッドシートで取引所の仮想通貨の価格管理する方法

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前回紹介した仮想通貨の価格をリアルタイムで管理する方法ですが、ここ最近の仕様変更でなんだか使い方が変わっているようです。

どうやら以前使っていたアドオンは現在うまく動かない様子。
というわけで新しい取得方法を探してきましたので、今回はその新しい使い方を解説していきたいと思います。

今回も用意するもの自体は非常にシンプル。

Google スプレッドシート
CRYPTO FINANCEのスクリプト

スクリプトに関してはあとから説明する場所にコピペすればOK
正直それ以外は前回紹介したやり方とおんなじです。

スプレッドシートで各取引所の仮想通貨をリアルタイムで管理する方法

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CRYPTO FINANCEのスクリプトの使い方

とりあえず、スプレッドシートは用意しているものとして、解説していきます。
スプレッドシート:スプレッドシート

それからCRYPTO FINANCEを使う流れになります。
以前までは、ツールのインストールで良かったのですが、ボクの使っているシートでは最近表示がエラーになるようで。

なので、今回はスプレッドシートの機能の一つ、スクリプトエディタを使ってみます。
ちなみにスクリプトっていうのはプログラムみたいなものですが、今回使うものは240行程度の比較的短いもの。

下記公式サイトからコピペして持っていく形となります。
CRYPTOFINANCE.gs

スクリプトの上から1行目から一番下の行までコピーしたら今度はそれを、スプレッドシートのスクリプトエディタに貼り付けます。
スクリプトエディタの場所は上のツールに入ってますので、そこをクリック。

あとはこのまま先程のスクリプトを貼り付けて保存すればOK。

実際の価格の表示方法

価格のリアルタイム表示は、例えば以下のようなコードを使って取得させます。
=CRYPTOFINANCE("BINANCE:BTC/USDT", "bid")

これはバイナンスの取引所で扱っているBTCコインとUSDTコインの現在価格を表示することができます。
もちろんbinanceの部分や、BTCの部分を変えてやると、別の取引所にある好きなアルトコインの現在価格を表示させることができます。

ただし、取引所で扱ってない通貨や、そもそもCRYPTOFINANCEに対応していない通貨はエラー表示になるので注意。

取得しすぎると重くなる

以前もお話したかもしれませんが、こちらもあんまり何個も貼り付けると動作が重くなります。
ボクの場合はだいたい30個くらい表示させてますが、これでだいたい更新時に数秒かかります。

数百個単位だとおそらく表示エラーが起こったりすると思います。

追記:
2022年現時点で無料版のAPIの取得に置いて、以下のエラーが発生することがあります。

Error: This data point is only available for Standard Cryptofinance subscribers. Please upgrade your subscription at http://cryptowat.ch/account/credits-billing for access.

日本語に訳すと、”CryptowatchサービスのStandardプラン以上じゃないと取得できないよ”ということらしいです。
つまり、有料プランでないと現時点ではAPIの取得はできないということみたいです。
ちなみに、Standardプラン2500/1ヶ月となっているのでどうしてもこちらで継続したい方は契約を検討するしかなさそうです。

「CoinMarketCap」を使う手もある

今回の解説はCRYPTO FINANCEを利用した価格取得のやり方ですが、同じ難易度でしかも無料で1000以上の通貨の価格を管理できる方法を最近
発見したので併せて共有しておきます。

【5分でできる】「CoinMarketCap」を利用して仮想通貨の価格をスプレッドシートで管理する方法
以前過去の記事でスプレッドシートを利用した暗号資産の管理方法を紹介したのですが、時代の流れに伴い、有料化や廃止のサービスが増えてきました。 ...

やり方はCRYPTO FINANCEの設定方法とほぼ同じです。
「CoinMarketCap」のアカウントを作ってパスワード的なものを取得。
それをスプレッドシートの決められた設定部分にリンク先のコードと共にそのまま貼り付けるだけでOK。

5分程度でできて非常に便利です。

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