【インド発】仮想通貨両替所CoinSwitch(コインスイッチ)の使い方

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最近、シェイプシフト(ShapeShift)やチェンジリー(Changelly)など、取引所にwalletを置かないタイプの交換所が密かに人気を高めていますね。

その中でも、300種類以上の暗号通貨を扱っているスタートアップ企業であるCoinSwitch(コインスイッチ)というところがインドから発進しています。
今回はこの交換所の仕組みと使用方法について解説していきます。

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CoinSwitch(コインスイッチ)とは

・基本情報
公式サイト:CoinSwitch
拠点:インド周辺(Bangalore,Karnataka)
設立:2017年6月14日
創業者:Ashish Singhal

公式によると、CoinSwitchは、アマゾン、マイクロソフト、およびZyngaのチームによって設立されたとありますが、正直なところ正確性は不明。
ただ、実力はあるようで、取引額が2018年には1日当たり100万ドルを突破しているそうです。

そのため、海外でもシェイプシフトやチェンジリーと並んで評価は高め。
取扱通貨は300種類以上、ペア数は実に45000以上と、相変わらずこの手の両替所にある特有の脅威的な機能が魅力です。

両替所自体は他の取引所のレートを参照しており、その中にはシェイプシフト,チェンジリー,ビットレックス,Kucoinなどの有名な取引所が含まれています。
また、交換の仕組み上、これらの取引所を仲介して通貨の交換を行っているようです。

CoinSwitchの手数料

この両替所では、選択した取引所によって0%から0.75%の手数料がかかるようになっています。これはおそらく仲介料ようですね。

さらにこの手数料とは別に通常かかるネットワーク手数料があるので、合計手数料は通常の取引所よりも多めに取られるようです。

ただし、こちらは入金出金の概念が無く、出金手数料などが存在しません。
通常の取引所ではだいたいどこも450円程度はかかるので、少ない数量をぱっと交換する分にはその分の手数料が節約できるはずです。

CoinSwitchの使用方法

公式サイトはCoinSwitchです。

基本的な使い方はシェイプシフトやチェンジリーと同様です。
まずは交換したい通貨を選択して数量をそれぞれの空欄に入れます。
設定したらView All Offersをクリックします。

次に出てくるページで対応した取引所のレートを一つ選びます。

ここで交換する数量が少なすぎると対応できない取引所が以下のように表示される場合があります。
その時は交換数量を増やしてください。

次に交換後の通貨を入れるウォレットのアドレスを入力します。
ここではビットコインをイーサリアムに両替するので、イーサリアムのアドレスを入れます。

下の同意チェックを忘れないように。

あとは次に出てくる宛先に交換前の通貨を送信すれば完了です。
実際の送金確認はOrder IDを調べると内容が検索できるようです。

ちなみにOrder IDはHOME画面右上から入力します。

送金数量にもよるとは思いますが、交換完了までは20分~30分程度かかるとのこと。
ボクの場合は大体15分程度で送金が完了しました。

送金が完了すると、Order IDで検索した先のページで以下のように詳細な結果が表示されます。
右側のDoneを押すと細かい説明が出てきます。

CoinSwitch(コインスイッチ)の評価は

取引の手間やスピードは特に問題なし。
ただし、やっぱり手数料の高さがネックです。

チェンジリーや他の似たような両替所の仲介もやっているようですが、正直同じ通貨ペアであればわざわざここを使うメリットは無いかもしれません。
逆にNEOなど、そういったところにない取引ペアで交換する場合はここを使って素早く交換できるため、このCoinSwitchが使えると思います。

ちなみにここは登録という概念が無いため、取引履歴はさっきのOrder IDを控えておく必要があるみたいです。

両替と取引の違い

一般的に仮想通貨で言う取引所はユーザー対ユーザーで、交換を行うことであり、その場所を提供する場所が取引所となります。

一方で、両替所や交換所などは
・その運営会社が持っているコインと直接交換する
・その会社が他の取引所の仲介をして交換してくれる
など、直接的にユーザー同士で交換する方法とは違う手段を提供している場合が多いです。

この手の交換所は一般的な取引所とは違って、仲介が間に入って通貨の交換をしてくれたり、交換所自体にコインをあらかじめ保管した状態で、直接両替してくれたりするので、実際の取引にかかる手間は普通のものよりかなり省けます。

また、両替所ではこのCoinSwitchのようにウォレット自体は提供しておらず、直接ユーザーのウォレットを使って交換を完了させる場合が多いです。

これらの一番のメリットは通貨をわざわざ一度業者に預ける手間がいらないところ。
そのために取引所を開設する、という手間も無いため、シンプルにサイトを使って簡単にコインの両替を行う事ができます。

資金を会社へ預ける行為が無いため、セキュリティー面でもかなり安全といえます(運営会社の信用があることが前提ですが)。

この両替所の手段を使うと、初めて使い始めて最短で数分レベルで取引が完了します。
従来の取引所ではまず開設に数日から数週間かかりますね。

そもそも暗号通貨は瞬時に決済ができることが売りのひとつなのに、特に日本では、セキュリティー関係のせいでこのメリットが全く活かせていないのが現状です。こういうところを使い始めると、普通の取引所で通貨を交換するのがなんだかバカバカしくなります・・・。

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