Rippleが年末までに1000円まで上昇するとの予想が立てられていましたが、他のアルトコインでも同じように年末にかけて価格が高騰するのではないかと予測されている通貨があります。
なかでもイーサリアムについては今現在の1ETH=74000円から、今後その3倍以上の価格である$2,500(26万程度)まであがるとの予測がアナリストより発表されています。
ccn.com
昔は何かとビットコインと比べられて、値段があんまり上がらないだとか言われてたEthereumですが、今ではbitcoinの次に有名な暗号通貨として、日本国内でも積極的に取引所に上場しており、少なくとも他のアルトコインとは違う次元のコインとしてその立ち位置を確立しています。
ライバルのアルトコインは続々出てきていますが、新たなコンセンサスシステム「Casper」の実装など、こちらもまだアップデートをいくつか残しているので、以前よりもまして期待値は増えています。
このコインは全盛期に一時15万円まで上昇しています。
アナリストの予想はそのさらに上を言ってます。結構大胆な予想だと僕は思っていますが、今までの他の通貨の流れを見ると、だいたい近い部分まで値段が上がる場合が多いからあながちこういうのも無いとは言い切れませんね。
ERC20トークンの脆弱問題
今年4月に入り、トークンのスマートコントラクトに実装された機能の一部に問題があるとして、PoloniexやQUOINEなどの一部の取引所でERC20トークンの取扱を一旦停止しています。
We've temporarily suspended ERC-20 token deposits and withdrawals while we review all smart contracts for exposure to the reported batchOverflow bug. We take any reports of vulnerabilities very seriously to ensure that customer funds remain safe. Thank you for your patience!
— Poloniex Exchange (@Poloniex) 2018年4月25日
具体的な問題は技術的な部分になりますが、一部の専門的な知識を持っている人からの意見では、それほど脅威ではないとのこと。
blockchain.gunosy.io
なんでも、通常とは違う独自実装されたコード「batchTransfer」というものに問題があるとのことで、結果として、ERC20トークンは直接的には関係ないんじゃないかって言う話になるようです。
要するに、あくまでREC20の一部のトークンが問題であって、今の他のイーサリアム系通貨はとくに問題無いようです。
取引所がERC20トークンを一時でも全部停止していたのが、余計に不安を煽りますが、殆どの取引所はすぐに取引を再開しています。
よくわかりませんが、こういうデジタル関係のものはデバックがしっかりできてないと、いつかは一個くらいバグが出ても仕方がないと思っています。
とくにブロックチェーンに付属するシステム関係では、安易に個人で設定できるものが多く出てきているので、その辺の信頼性が通貨全体の信頼性に関わってくるっていうのがまた厄介ですね。