ビットコインの中にはその名前を一部、もしくはそのまま使っている仮想通貨もいくつかあります。
その中でもひときわ存在感がある中二病的な名前の仮想通貨がこのBitcoinDarkです。
目次
BitcoinDark (BTCD:ビットコインダーク)の基本情報
最大供給量:160万BTCD PoW / トータル2200万BTCD
アルゴリズム:Proof of Work(SHA-256)+Proof of Stake ハイブリッド
ブロック生成間隔:1 分
公開日:2014年7月9日
公式:bitcoindark
ホワイトペーパー:Bitcoin-DarkPaper
BitcoinDarkは、現在の金融界に内在する多くの欠点を克服しようとする混乱を招く暗号化プラットフォームです。
さらに、世界の通貨や市場のゲートキーパーが負担することなく、誰もが自由にプライベートで取引する必要があると確信しています。
現在(2017年12月15日)の仮想通貨ランキングで61位。
価格は1BTCD = 18114円程度です。
BitcoinDarkは、画期的なプライバシーと匿名性を提供します。
標準通貨のクローン交換と交換による匿名の転送を可能にする「Teleport」と、ネットワークを介して送信された通信を暗号化し、他のユーザのIPアドレスを隠す「Telepathy」の2つのユニークな特徴があります。
BitcoinDarkは他の多くの暗号化方式とは異なり、CPU / GPUマイニングよりもコインを生成するエネルギー効率の良い方法であるASICマイニングを奨励しています。
情報によると、どうやらBitcoinDark(BTCD)は、2014年にNovaCoinから分岐(ハードフォーク)した暗号化方式の仮想通貨らしいです。
cryptocoin.ccより
P2Pインスタントエクスチェンジ(InstantDEX)
BitcoinDarkクライアントには、広範囲の暗号化通貨と資産のほぼリアルタイムの取引を可能にするインスタント分散型取引(InstantDex)が組み込まれています。InstantDEXは、さまざまなソースから合成注文書を作成し、可能な限り深みと幅の狭いスプレッドを提供し、P2P(ピアツーピア)ベースで取引を解決します。
また、フェージング資産をトレードすることで、世界の主要通貨、証券、株式指数にアクセスすることができます。通常、手数料やKYC要件の障害はありません。
ペグド・アセット・エクスチェンジ(PAX)
BitcoinDarkのPegged Asset Exchange(PAX)は、主要通貨(米ドル、ユーロ、GBP、CNY)、コモディティ(金、銀、銅)、ETF、株式などの固定資産を売買することを可能にします。 PAXは完全に分散されており、単一の障害点がありません。つまり、政府や他の第三者によって簡単に停止することはできません。
Teleport機能
テレポートと呼ばれるパッケージを使用して、ブロックチェーン外の安全な接続を介して、トランザクションを行うために必要なすべての情報を目的の受信者に送信します。ただしこれはブロックチェーンによって検証されているため、トレース不可能なトランザクションです。
テレポッドは、二重支出を防ぐために受信者によって複製され、必要に応じて次の受信者に送信されるか、ブロックチェーン上の以前に使用されたアカウントに再度空にされます。したがって、テレポートの内容はクローンの時点でブロックチェーンに記録されます。しかし、まったく新しいアドレスが毎回使用されている場合、その存続期間中に誰がテレポッドを保持しているかを知る方法はありません。おそらく推測されるかもしれない唯一の事は、テレポッドの元の作成者です。
ミキシングの一種にも見えますが、それとはちょっと違うようです。
deepdotweb.com参照
BitcoinDarkの将来性
ビットコインの名前を使ってますが、別にそれのフォークでもなければ、何かしらの関係性を持っているわけでもないようです。
ちなみに以前紹介したKomodoはBitcoinDark(BTCD)のリブランディングのようです。その辺の情報がなさすぎてことの真意が掴めにくいです。
チャートを見ると一応上昇はしています。
ただ、匿名であることと、怪しげな名前によって今後も日本での取り扱いはかなり難しいでしょう。
(日本は厳しいので)
BitcoinDarkの購入方法
海外の取引所
poloniex
bittrex
cryptopia
などで扱っています。
有名な取引所で扱ってますね。