度々仮想通貨のランキングをチラっと見るときがあるんですけど、最近になって、いきなりかなり上位の方に謎の仮想通貨?があることに気づきました。
IOTA(アイオタ、アイオータって読むっぽい)っていう通貨なんですけど、なんかいきなり7位にいる笑!
その下にはここでも紹介しているDash、Moneroや、Dogecoinなど。
一体どういうことなんだ。
ってことで、この仮想通貨IOTA(アイオタ)の情報を調べてみました。
目次
仮想通貨IOTA(アイオタ)の基本情報
通貨発行量:2700兆(単位:IOTA Tokens)
・新技術Tangle(たんぐる?)使用
・ブロックチェーンを使わないけど分散型台帳らしい
・PoW(ただし、ビットコインのようなマイニングはない)
・送金手数料:無料
正確に言えば、仮想通貨というより暗号トークン
詳細データ日本語版ホワイトペーパー
IOTAは、物事のインターネットの革新的な新しいマイクロトランザクション(細かな、一連の決まった処理のこと)決済とマイクロペイメント(細かい課金のこと)を実現するものです。
現在のBlockchain設計の非効率性を克服し、分散型ピアツーピアシステムでコンセンサスに到達する新しい方法を導入する新しい分散型元帳アーキテクチャ、Tangleに基づいています。これまで初めて、IOTAを通じて、人々は手数料なしでお金を移転することができます。これは、IOTAによって極微少のナノペインティング(超少額課金のことみたい)が可能であることを意味します。
※個人和訳のため、わかりづらい箇所あり
iotaデペロッパーより
なんと、あのそこかしこで持ち上げられているブロックチェーンを使わないらしいです。
ざっといろんな情報に目を通したんですが、正直「なかなかわけがわからない」状態です笑
とにかく、今までにない新しいタイプの仮想通貨のようですね。あ、トークンって呼んだ方がいいのかな?
とりあえず、頑張って下に情報を整理してみたので、興味のある方は見てみてください。
※もしかしたら間違っている箇所があるかもしれませんので、重要な情報の場合は鵜呑みにせず、いろんなところで調べてください。ゴメンなさい・・・
ちなみに、かなり詳しくわかりやすく記載していあるところがありましたので、リンク貼っときます。
レオンハルト公式
・・・関係者かな?
IOTA(アイオタ)はIoTに向けられた技術
まず、IoTとは?
モノのインターネット(英語: Internet of Things, IoT)とは、様々な「モノ(物)」がインターネットに接続され(単に繋がるだけではなく、モノがインターネットのように繋がる)、情報交換することにより相互に制御する仕組みである。
wiki:モノのインターネットより
例えば、PCやサーバー、プリンタ等のIT関連機器が接続されてるインターネットにそれ以外の様々なモノを接続すること。
最近では、車でも、家電でも何でもかんでもインターネットに繋げて管理することが流行ってますよね。あれです。笑
そのIoTのために作られたのが、この仮想通貨IOTAらしいですね。
なんで、ビットコインじゃダメなのか?
この辺は他の仮想通貨にはある少額の手数料が関係しているようです。
上にもちらっと書いてますが、このIOTA通貨は(IOTA上では)送金手数料が一切発生しないとのこと。
ビットコインとかはかなり少ないですけど、やっぱり手数料はあります。
つまり、上で説明したIoT関連に使用する際、何回ネットを通っても、無駄な送金手数料が発生しないし、リアルタイムで常にネットの情報を獲得し続けることができます。
サービスを使った分だけ超少額(1円以下とか?)のお金を支払うってこともできます。
もちろんそれ以外の手数料(IoT利用料みたいな)はあるかもしれないでしょうが。
IOTA(アイオタ)の新技術Tangle(たんぐる?)とは?
一見するとブロックチェーンに似ているらしいです。
DAG(directedacyclicgraph、有向非巡回グラフあるいは閉路を含まない有向グラフ)っていう技術を使っているらしいですが、難しすぎて読むのを断念しましタ・・・
技術的なことはとりあえず置いといて、従来のブロックチェーンよりも効率的で、低負荷、スピードもさらに早くなるそうです。
技術的な部分も調べてはみましたが、正直ブロックチェーンすら100%理解に至っていない僕にとっては、この項目は魔法の呪文のようにしか見えずに中身がどうなっているかはよくわかりません・・・。すいません本当に。
一応、下にこの技術を詳しく説明しているリンクを貼っておきます。
The tangle
もっと振り下げて知りたい人はどうぞ。
仮想通貨IOTA(アイオタ)の脆弱性
COINPOSTにて、この通貨の脆弱性が公表されています。
仮想通貨IOTA(アイオタ)の弱点
Githubの情報を元に、彼女たちは深刻な弱点を発見しました。それはIOTAの開発者が独自でハッシュ関数(通称Curl)を書いたため、インプットが同じ値のアウトプットにハッシュする際に衝突が起きてしまうという点です。
何言ってるかよくわからないですが、これにより、IOTA支払いの際に偽造の署名を作ることが可能になるそうです。
もっとも指摘があった時点でこの不具合は開発者たちに修正されていますが。
仮想通貨IOTA(アイオタ)を手にいれるには?
公式サイトはiota公式です。
まだ、出来たばっかりなので、ほぼ市場には出回っていないようですね。
個人的に調べた結果、海外の取引所「bitfinex」では取り扱っているようです。
まだまだ情報も少ないようですので、これからどうなっていくか?
ぱっと見、まずはビットコインの知見が民衆に行き渡らない限り、大きく広がるのは難しいんじゃないかって思いました。
・・・本当難しいですし。
※追記:
IOTAの総発行数は2700兆となっていますが、マイクロペイメントの都合上か、取引所では100万枚単位で取引をしているようです。
コメント
ブロックチェーンを使った実証実験を
仕事でしています。IOTAについては、昨年から知っていましたが、あまり情報が出ていないので放置してました。
いつの間に仮想通貨に。。。
IOT化が進むと、マイクロペイメント等で、かなり期待できると思います。
投資的な観点からすると、
取扱所が増えれば、確実に上がってくるでしょうから、今は買いじゃないかと思います。