今、Binance(バイナンス)からICOで登場した仮想通貨としてAppCoins(アップコインズ)というものが話題になってます。
まだ、Binanceでしか上場してませんが、すでに同取引所ではかなりの人気を誇っているようですね。
目次
仮想通貨AppCoinsの基本情報
最大供給量:450,000,000(4億5千) APPC
システム(アルゴリズム):イーサリアム、ERC2
公開日:2017年11月6日
ICO初期価格:1APPC = 0.0003339ETH(30円程度)
公式:appcoins
AppCoinsは、ユーザーにアプリの購買力を与え、開発者の収益化の可能性を引き出し、アプリの安全性を高めるアプリストアの暗号通貨です。 広告店、アプリ内購入、開発者の承認など、アプリストアの最も重要な流れの3つをブロックチェーンに移動することで、安定したアプリ経済を創造しています。
現在(2018年1月11日)の仮想通貨ランキングでは1000位くらい。
価格は1APPC = 384円程度。
まだ、だいぶ下の方ですが、すでにその名前は話題になってます。
現在のアプリ市場の問題である大きな3つの問題に対しての対応策としてのプロジェクトとして発足。
①宣伝効率の悪い仲介者を通して高いコストを支払って広告の宣伝をしている現状
②アプリの収益化に関しての敷居が高く、個人での参入が難しい現状
③開発元不透明なアプリの多くが著しく集中化したAPPストアから出回っている現状
現在のAPPストアはAppleのApp StoreとGoogleのGoogle Playの二つが市場を独占していますね。
これらの市場は長年の運営で信用されてはいますが不透明な部分が多く、審査方法や突然の公開停止など、審査員ごとの審査基準によってばらつきがあることが挙げられます。
また、そもそもアプリストアがこれらの少数の企業に限られる現状。
これらを考えて、そこに透明性のある分散型の思考を取り入れた新しい形がこのプロジェクトになります。
AppCoins
これはイーサリアムベースであるApp Store用のオープンで分散したプロトコルです。
以下の三点にブロックチェーンの技術とスマートコントラクトの技術を活用します。
効率的な広告配信
開発者は広告配信時にAppCoinsに投資する形で、一部をユーザーに支払って(広告出資費の85%)、少なくとも2分間は注意をもらう(または使用してもらう)ことができます。
言い方を変えれば、ユーザーがコインを獲得する方法として、広告からアプリを試用して手に入れるということになります。それでユーザー側は、もらったAPPCコインで課金ができるわけです。
アプリ内購入(課金)
ユーザーは、ゲームやアプリ内でAppCoinsを使ってデジタルアイテムをP2Pで購入できます。
課金額の85%はユーザーから開発者へ直接送られます。
アプリ承認方法
開発者は違うアプリストアのAPIに対応するために、違うバージョンのアプリを作る必要はありません。
AppCoinsはどのアプリストアでも開発者が支払いを受けることができるような標準インターフェイスを提供します。
開発者の評判は、ブロックチェーン上のトランザクション履歴に基づいていて、掲載されているすべてのアプリの評判は、この開発者の評判に左右されます。大元からの透明性が優れているということですね。
ランクは「Trusted(信頼)」「Unknown(未確認)」「Critical(危険)」の3つに分類されます。
最初のアプリアップロード初期ではUnknownに分類されます。
ユーザーを獲得するための広告キャンペーンを作成し、トランザクションフローを作成することで、ランク付けはUnknownからTrustedに移行します。
Aptoideとのパートナーシップ
Aptoideとは、Androidシステム上で動作するサードパーティのアプリストアです。
2億人のユーザーと15,000人以上の開発者が登録されていると言われるこのストアではすでにAppCoinsによるサポートが受けられます。
AppCoinsの将来性
公式では、主要なアドバイザーはGoogle Playやゴールドマンサックス、TenX、Bitcoin Core、Ripple Coreから来ているとの記載があります。
すでにAndroidアプリストアの一つに参入しているところから他のプロジェクトに比べると現実味があるものだとは思います。
仮想通貨のチャート自体はまだ二ヶ月あまりですが順調に上昇中(若干ヘタレているか?)。
AppCoinsの購入方法
ICOから上場まで一貫してBinanceで通ってます。
取り扱ってるところも今の時点ではここだけ。
Binance
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