仮想通貨Decred(ディークレッド)は通貨のバランスを調整する? 特徴や将来性、チャートなど

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最近の仮想通貨界はなかなか不調ですね。
中国の一件もあり、価格もマチマチ。
全盛期の面影は正直あんまりありません。

ただ、そんな中でも、少しずつではありますが、好調に伸びている通貨もあります。
その通貨の中でも今回はまたまた情報が少ない仮想通貨Decred(ディークレッド)について、ちょっと調べてみたので、紹介します。

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仮想通貨Decred(ディークレッド)の基本情報

通貨名:Decred(ディークレッド)
通貨単位:DCR
システム(アルゴリズム):Proof of Work(BLAKE256)+Proof of Stake
公開日:2016年2月
最大供給量:約500万 DCR
公式:decred

仮想通貨ランキングは現在(2017年9月)、28位くらい。
価格は1コイン4000円ほどです。

Decredは、ブロックチェーンに統合されたコミュニティベースのガバナンスのシステムを使用したオープンで進歩的な暗号化です。

Decredで権利の偏りをどうにかしたいらしい

ガバナンスっていうのは、組織や社会に関係してるメンバーが主体的に意思決定や方向性を決めるシステムのこと。

例えばビットコインでは、あれだけ銀行の分散システムを謳っている割に、実際のシステム変更などの意思決定は、一部のマイナーやマイニングプール(暗号通貨を採掘(マイニング)するために集まったグループ)によって決定されるのが実情です。

これは、PoWというシステムによってマイナー主体の仮想通貨になっていることが原因らしいです。

このDecredはそれも含めて、こう言った意思決定の偏りを解決するため、

Proof of Work(PoW)
参加者が、特定の条件を満たす解を求める計算を行って(いわゆるマイニング)、最初に解を求めた者にブロック追加の権利を与える方法
Proof of Stake(PoS)
仮想通貨の保有割合や保有期間等に応じて計算された結果に基づき、ブロック追加の優先権を与える方法

上記の二つのハイブリット型の承認システムを採用しています。

コミュニティベースのガバナンスシステム

Decredのコミュニティは、フォーラムを通じて非公式に、またブロックチェーンを通じて正式に意思決定に重要な役割を果たすそうです。

そこでは、マイナーやユーザーに関係なく、意見を取り入れてくれるとのこと。

これは、開発者や他のユーザーとリアルタイムでチャットできるユーザーフォーラム、IRCチャンネル、テレグラムチャンネル、スラックチャンネルなどで、意見を提示できるようです。

下のものは、公式から持ってきたコミュニティの一部です。
公式ユーザーフォーム
IRCチャンネル
スラックチャンネル

仮想通貨Decred(ディークレッド)の今後の可能性

上記のガバナンス問題に一番の焦点を当てているようですが、それ以外の部分ではだいたい今のビットコインと同じような感じに思えます。
発足は2016年と、割と古い部類(他のに比べて)に入るため、それなりに信頼性は高いと思われますね。

最近になってこそ、一気に上位に上がってきていますが、まだ日本での認知度はかなり低いです。
逆に今から認知されれば、コイン発行枚数も比較的少ないため、(プロジェクトの内容にもよるんでしょうが)今後価値が大きく伸びる可能性が高いです。

仮想通貨Decred(ディークレッド)を扱ってる取引所

現時点(2017年9月)では、
bittrex
poloniex
くらいしか扱っていません。
どっちも海外ですが、かなり有名なとこです。

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