ネットショップでお茶や日常で使う食品を買うことはオトクなのか?

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最近は何でもかんでもアマゾンや楽天などのネットショップで済ませる事ができるようになりました。
配達時間は以前よりも大幅に短くなり、どこのサイトも割引サービスが充実しているため、一見してみると、ネットで買うデメリットは無いように思えます。

僕も最近日常的に飲むお茶などの飲料水をネットショップで購入することが増えてきました。
一番の理由はやっぱり楽だから。

でも、楽=お得 かどうか考えると、それは違います。

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ネットショップは送料がかかるから損?

ここでは最も有名であるアマゾンと楽天を対象として、比較してみます。
ネットショップは送料がかかるから通常購入よりも損するという話はよく聞くと思いますが、実際に数値にして見ると実際の損失がどうなっているかがわかります。

※いずれも2018年6月時点の情報です。

ネットショップの実際の送料

アマゾンも、楽天も通常かかる送料は大体500円前後です。

アマゾン:
通常配送・400~440円
お急ぎ便・500~640円
お届け日時指定便・500~540円
※Amazon.co.jpが発送する場合です。
※離島などの条件で変動します。
楽天:
1注文あたり全国一律送料648円
※離島・一部地域でも追加送料がかかることはありません。

これらは一定条件下において、送料を無料にしています。

アマゾン:
Amazonプライム会員、Prime Student会員は、配送オプションにかかわらず配送料無料
通常配送で注文金額が2,000円以上の場合は無料

楽天:
1配送先につき、合計2500円以上注文の場合、送料が無料
※商品によって変わります。

結果として、買い方によっては送料を0円にすることができます。

代引き手数料

代金引換とは、カード決済などを使わずに直接手渡しでお金を荷物の輸送者に手渡すことです。
ネットショップを使う人ならあんまりこれを利用する人はいないはずですが、もし利用するのであれば、追加で手数料がかかります。

アマゾン:
発送1件につき324円
楽天:
お買い上げ毎に324円
必ずしも発送1件についてかかるわけではない。

その他の手数料

条件によっては更に追加手数料がかかります。

アマゾン:
Amazonパントリー・パントリーBox1箱につき390円
保冷お届けサービス・発送1件につき300円
冷凍冷蔵食品・1配送につき300円
※楽天では生ものは扱っていません。

実際の商品代金

実際の商品本体の代金を見てみます。
僕が日常的に飲んでいるビールやお茶の価格は以下の通り。
※時点で安い商品を選出しました。

楽天:
アサヒ スーパードライ 350ml 24本入 ・ 4,400円
サントリー 烏龍茶 2L×12本(2ケース) ・ 2,176円

アマゾン:
アサヒ スーパードライ 350ml 24本入 ・ 4,698円
サントリー 烏龍茶 2L×12本(2ケース) ・ 2,285円

一本あたり
アサヒ スーパードライ ・ 183~196円
サントリー 烏龍茶 ・ 181円~190円
となります。

一方でスーパーやドラッグストアにある商品を見てみると

アサヒ スーパードライ 350ml×1本 ・ 185円
サントリー 烏龍茶2L×1本 ・ 112円

もちろんお店や時期によって価格は変動するため、なからずしもこうなるとは限りませんが、アルコール飲料についてはほぼ価格が固定されているのに対して、通常の清涼飲料水はネットショップのほうが高めになっていることがわかります。

また、ビールに関しては他のメーカーも同様に大体この4500円前後に設定されています。
ビール以外のアルコール飲料、例えば”氷結”などでも大体スーパーで売られている価格帯と同等の値段で設定されていますね。

これに対して、お茶類に関してはすべてのメーカーにおいて多少の変動はあるものの、やっぱりドラッグストアやスーパーには劣る傾向にあるようです。

だいたいその差は大きくても一本あたり数十円程度です。
今回検証した烏龍茶については70円近くの差がついてますが・・。

ネットショップの勘違いとデメリット

使ったことがない人が勘違いしがちな部分では

ネットショップで買う食品は危険。
手数料が高い。

など、いろいろ思われている点。

手数料に関しては上記の通り、使い方によっては通常の買い物と変わらない料金にまで抑えることができます。

次にネットショップの食品衛生面の問題。
そもそもこういった飲料水は密閉されているため、なにか変なものが入っていたりする危険性はほぼ皆無です。

万が一、開いていた場合や、偽物が販売されている場合はレビューにすぐに反映されてしまうため、そもそも賢い出店者はそういった物は販売しません(かなり気を使っているはずです)。

逆に問題視されがちなのが、配達時間のところです。

実際に配達が遅れたり早くなったりすることははっきり言って、あります。

そのため、家にいる時間があまりない人や、時間に厳しい人なんかはこの辺がかなり障害になってくるはずです。
実際のレビューを見る限りでも、商品によってはこういった部分でのクレームが大半を締めている場合がよくあります。

また、見逃しがちな点としては賞味期限の部分。

これは飲料水に限らず、飲食品のすべてにおいて言えることですが、こういったネットショップの商品は賞味期限が書いていない場合がほとんどです。

実際に挙げられるレビューでは、この賞味期限の問題も挙げられており、実際僕も似たような経験はしています。
とはいえ、期限切れの商品が送られてくるようなことはもちろんないですが、通常お店で買う商品ではありえないような期限になっていることもあるようです。

結局ネットショップで飲料水は買うべきか?

まとめると、問題点は3つ。

手数料などの余分な料金がかかる点
配達時間がずれる点
賞味期限問題

個人的に危惧するべき点はお金の問題よりもその下の2つです。

たとえば、飲料水において、お金は上の計算で見ると普通に通販で買ってだいたい500円前後余分にかかるものと考えます。
これを節約するとして、実際に近くのスーパーなどに買いに行くとします。

移動の手間
運搬の手間
自分の時間等

考え方を変えると、これらを浪費して500円あまりを節約したことになります。
小さな荷物だったらこれでも十分得したことになるかもしれませんが、2Lペットボトルとかになると運搬の点で大きく考え方が変わってきます。

“自分の時間にどれだけの価値”があるか、など、考えればキリがないですが、単純に考えて大型家電や家具の運搬を専門の業者に任せるような感覚に近いものだと考えると、数百円程度の出費はむしろあって当然なものだということが理解できるはずです。

一方で、配達時間や賞味期限の問題。
この辺はネットショップでは避けて通ることができない問題のようです。

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