VIsa以上の処理能力を目指す仮想通貨RChain(アールチェイン:RHOC)とは? 特徴や将来性、チャートなど

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最近、上位にあるアルトコインの取引所の面々が変わってきているように思えます。
新しい取引所がどんどん台頭に出てきている証拠でしょうが、何だかぼく自身が追いついていない気がします笑。

さて、今日はそれらの取引所で扱われているランキング上位の仮想通貨RChainについて解説していきます。

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仮想通貨RChain(アールチェイン:RHOC)の基本情報

通貨名(通貨単位):RChain(RHOC)
最大供給量:1,000,000,000 RHOC
システム(アルゴリズム):proof of stake(Casper)
公開日:2017年3月20日
開発者:RChain Cooperative(シアトル)
シビル(Sybil)攻撃体制あり
公式:rchain.coop
ホワイトペーパー:rchain/docs.google.com
その他の詳しい情報:rchain-architecture.readthedocs.io

現時点(2018年2月15日)で仮想通貨ランキング34位.
価格は1RHOC = 225円です。

工業規模のユーティリティを使用したブロックチェーンソリューションになるために、RChainはFacebookの規模でコンテンツ配信を提供し、Visaのスピードでトランザクションをサポートする必要があります。

今のビットコインやイーサリアムのスケーラビリティー、スループット、処理能力などの限界がありますが、これはそれ以上の能力を持った新しいブロックチェーンの構築を目指しているプロジェクトのようです。なんかEthereumの有名な開発者と協力して作られているようで、Casperなど、なんだか聞いたことある言葉が幾つかありますね。

このプラットフォームはスマートコントラクトに対応しているので、分散アプリケーション(dApp)を構築できます。

あとまだ、目標の段階らしいですが、ブロックの生成時間1秒以内、秒で40,000以上のトランザクションを処理する能力を目指しているそうです。

Rho仮想マシン(RhoVM)

従来の仮想通貨ではメインのブロックチェーン一本でトランザクションの順次処理(順番に処理すること)が基本ですが、このRhoVM上では、ノードごとに複数のブロックチェーン(マルチチェーン)を構築して、それぞれでスマートコントラクトを「並行状態」で実行することが可能な環境を構築します。
※ここでいう「並行状態」は「並列状態」とイコールではなく、個々が独立して動作すること(参考情報:freak-da.hatenablog.com)。

RhoVMの各インスタンス(プログラムの小さい束)は、独立したブロックチェーンとネットワーク上で独立したスマートコントラクトセットを必要なときにのみ実行します。また、プラットフォームが成長すると、ノードはRhoVMの新しいインスタンスを初期化して負荷を管理します。

ノード上では複数のパブリックブロックチェーンとプライベートブロックチェーンをサポートできます。

Rholang

Rholangは、RChain仮想マシン上で動作するスマートコントラクトを書くための新しいプログラミング言語です。

並行処理に適したもので、分散プログラミングにあっているそうです。

RHOCトークン

Ethereum ERC20トークンであり、後々技術にアクセスするための手段(ガス取引手数料)として使われます。

RHOCトークンは、ネットワークが起動されたときに実際のRChainトークンに対して引き換え可能なRChain.coopプロモーショントークンです。

ネイティブステーキングトークンであるREVに対して1:1で償還されます。

NameSpaces(ネームスペース)

名前付きチャネル(データの通り道)のセットであり、これは言い換えると「シャード:Shard」(データの分割)とも取れます。

複数のブロックチェーンとスマートコントラクトを区分するために、ネームスペースを使用することで、トランザクションの検証の範囲を制限します。
これによって各インスタンスは独立して動くことができるようです。

また、RChainノードは基本的にBitchinとEthereumの場合のようにブロックチェーン全体をダウンロードする必要がないそうです。

Casperとは

イーサリアムでは現在使用しているコンセスサスアルゴリズムのPoWからPoSに変更する計画があるのですが、その際にPoSにもともとある弱点を克服するために新しく搭載される新型PoSのことをCasperと呼んでいます。

これは「Nothing at Stake問題」に対して効果があるとされ、PoSの脆弱性をついた攻撃に対して有効的に作用すると言われています。

とにかくPoSの強化版だと思えばいいです。
zoom-blc.com

RChainでもイーサリアムと同じくこの方式を採用しています。

RChainの将来性

このプロジェクトには、Ethereum財団の開発者Vlad Zamfir氏がCo-opの取締役会に加わっているそうです。

複数の情報があるのでどうやら本当のようですね。
medium.com

最初の方で記載した「Facebookの規模でコンテンツ配信を提供」かつ「Visaのスピードでトランザクションをサポート」などという、実現したら世の中の構造が変わるレベルの目標を立てており、開発陣にもすごい人がいるため、期待はかなりされているようです。

また、同プロジェクトは、2018年末までに「Mercury」と呼ばれる最初のソフトウェアをリリースすると発表しています。

Mercury製品は、現在のRHOC所有者がプラットフォームにアクセスできるようになるそうです。
hacked.com

RChainの購入方法

海外の取引所
kucoin
EtherDelta
などで扱っています。

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