ビットコインに真っ向から対抗する仮想通貨RaiBlocks(ライブロックス:XRB)とは

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仮想通貨の中でも手数料が安いものは重宝されやすいですが、そもそも手数料自体が存在しない通貨もあります。
今日はその手数料ゼロ、しかも速攻で大量の情報を処理でき、拡張性も高いという夢のような仮想通貨RaiBlocksを紹介します。

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仮想通貨RaiBlocks(ライブロックス:XRB)の基本情報

通貨名(通貨単位):RaiBlocks(XRB)
最大供給量:133248290 XRB
システム(アルゴリズム):delegated Proof of Stake(dPoS)
(もうマイニングできないけどProof of Work(Blake2))
公開日:2016年2月29日
公式:raiblocks

現時点(2017年12月14時点)で仮想通貨ランキングは36位。
値段は1XRB = 356円です。

RaiBlocksは、待ち時間が短く、高スループット(処理能力)の暗号通貨になるように設計されています。
私たちは、「他のプラットフォームと比較できないパフォーマンスとスケーラビリティを提供する」という理念を適用しました。

手数料なし:RaiBlocksネットワークには料金の概念はありません。
待ち時間の短縮:トランザクションは即座にネイティブに処理され、応答性の高いエクスペリエンスを提供します。
スケーラビリティ:マイクロペイメントでは、スケーラビリティに優れたシステムが必要です。
シンプルさ:ユーザーは技術用語がなくてもシンプルな操作が可能です。

説明だけ見ると、ハイスペックな仮想通貨に見えます。

RaiBlocksの利点

公式で説明してあるRaiBlocksの主なメリットです。

Zero Fees(手数料なし)

プロトコル(処理内容)は信じられないほど軽量です。
そのためノードのコスト自体が存在しないため、RaiBlocks取引は手数料なしで処理されます。
1つのトランザクションは1つのUDPパケットに収まり、トランザクションは単体で処理されるため、ブロックサイズの問題は発生しません。

瞬間的な取引(トランザクション)速度

Walletは、トランザクションが送信されると、次のトランザクションのために迷惑メール対策用Proof of Workをプリキャッシュ(事前キャッシュ)して、
瞬時に取引を行います。
進行中のトランザクションの場合、遅延が発生する可能性がありますが、これはトランザクションスパムを防止することを意図しています。

Scalability(スケーラビリティ)

以下技術説明(高難易度)

トランザクション・ルックアップは、データセット・サイズの対数でツリー状構造のログNO、またはハッシュ表に基づく場合はO 1のスケールでスケールします。これがどのようにスケールされるかを知るために、1,000のエントリを持つ単純なバイナリツリーの場合、10回のルックアップが必要です。
1,000,000件のエントリでは20件、10億件になります。プルーニングされたノードは、各アカウントチェーンの最新のブロックを保持するだけで、ルックアップ時間とシステムリソースをさらに削減できます。

delegated Proof of Stake(委任された証拠証書:dPoS)

これはProof of Stakeの進化型とも言えます。

簡単に説明すると

仮想通貨の所持者による投票プロセスを経て取引の承認者が選ばれて、選出された承認者がブロックを生成する

そういう仕組みです。
つまり、選ばれた人が承認してブロックを生成するということですね。
RaiBlocksでは選ぶ側のアカウントにある通貨の残高がそのまま投票の数に影響するそうです。

ちなみにこの方法だと数十秒でブロックが生成できるとのことですよ。

なお、RaiBlocksブロックチェーン上で悪意のある行為を実行するには、攻撃者はオンライン投票権の50%以上を所有しなければなりません。このような攻撃は、大きな財政投資を犠牲にし、魅力的な選択肢ではありません。

block-lattice structure(ブロック格子構造:ブロック・ラティス・ストラクチャー)

この通貨が他の通貨と大きく異なる部分です。

まず、この仮想通貨はDAGデータ構造を採用しています。
別名では有向非巡回グラフ、有向非循環グラフ、有向無閉路グラフなどと呼ばれるようです。

今日は、ブロックチェーンではなくDAGを構造として用いる暗号通貨についての記事を書いていきます。 DAGとは DAGとは・・・ 有向非巡回グラフ、有向非循環グラフ、有向無閉路グラフ(ゆうこうひじゅんかいグラフ、英: Directed acyclic graph, DAG)とは、グラフ理論における閉路のない有向グラフの事...

また、これを採用している代表的な仮想通貨にIOTAというものがあります。
この仮想通貨は最近爆発的に価格上昇していますね。
このDIGを採用すると、瞬間的な情報交換のトランザクションを提供できるようになります。

仮想通貨IOTAがなぜか爆上げ、一時700円を突破する勢い
先週(2017年12月2日あたり)から仮想通貨IOTA(アイオータ)のチャートが信じられないくらいの勢いで高騰していますね。 ちなみに...

IOTAでは、モンテカルロ・ランダム・ウォーク(Monte Carlo Random Walk)というものに似たアルゴリズムを使って下図のように構成されています。

RaiBlocksのブロック格子は、「先端」発見を必要としない組織化された構造です。各アカウントチェーンの最後のブロックは簡単に検出/キャッシュされ、アカウントトランザクションは従来のブロックチェーンのように追加することができます。典型的な取引の場合、この取引は瞬時であり、取引が確認されたとみなされるために追加のブロックを必要としません。

アカウントチェーンの所有者(A、B、C)
A、B、Cが署名した送信ブロック(S)
A、B、Cが署名した受信ブロック(R)

ええ、何言ってるかわかりませんね笑。

どうやらアカウントごとに個別にブロックチェーンが用意されていると見てもらっていいのかと。

各アカウントには、アカウントのトランザクション(残高履歴)と同等の独自のブロックチェーン(アカウントチェーン)があります。
アカウントチェーンはアカウントの所有者によってのみ更新することができます。
また、資金の転送には、それぞれのアカウントチェーンの所有者が署名した送信ブロックと受信ブロックが必要です。

技術説明は公式のホワイトペーパーを参考にして頑張って理解してください。
RaiBlocks_Whitepaper

RaiBlocksの将来性

IOTAのビジョンである「マシンツーマシン通信、コマース、データストレージとしてのIoTデバイスの最優秀プロトコルになる」という目標と比べて、RaiBlocksの焦点は「信頼性の高い迅速なP2P(ピアツーピア)支払いと裁定取引のための迅速な取引転送」にあるそうです。

なんにしても現時点で情報が少なすぎ&難しすぎてプロジェクトの将来性を判断するには難しいです。

チャートを見る限りでは、12月7日から爆上げしています。

ICOから一気にこの規模まで上がっているところを見ると、かなり期待されているプロジェクトのようですね。

RaiBlocksの購入方法

海外の取引所
mercatox
bitgrail
などで扱ってます。
ちなみに僕はこのどれの取引所も知りません笑

そういう意味でもこのプロジェクトは謎が多いです。

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