仮想通貨のランキング上で、また一気に上の方に来ているあったので、今回はそれをちょっと調べてみました。
目次
- 1 仮想通貨TRON(トロン:TRX)の基本情報
- 2 TRON 20 TOKEN
- 3 TRON Platform(TRONプラットフォーム)
- 4 TRONの実現経路
- 4.1 Exodus:Data Liberation(データの解放)
- 4.2 Odyssey:Content Empowerment(コンテンツの自立化)
- 4.3 Great Voyage:Personal ICO(個人のICO)
- 4.4 Apollo:Free Movement of Value—Decentralized Token Trading Exclusively for Individuals(個人向けのバリュー分散型トークン取引の自由な動き)
- 4.5 Star Trek:Traffic Monetizing—Gaming of De-centralization and Market Forecast(トラフィックの収益化 – 非集中化と市場予測のゲーム)
- 4.6 Eternity:Traffic Conversion—Decentralized Game(市場の転換・分散型ゲーム)
- 5 TRONの将来性
- 6 TRONの購入方法
仮想通貨TRON(トロン:TRX)の基本情報
※TRONプラットフォーム上の公式通貨はTRONIX
最大供給量:100,000,000,000(1000億) TRX
システム(アルゴリズム):イーサリアムベース
公開日:2017年8月28日
TRONは、ブロックチェーンと分散型ストレージ技術を用いて世界規模で無料のエンターテイメントシステムを構築することを目指すブロックチェーンベースの分散型プロトコルです。
このプロトコルは、各ユーザが自由にデータを公開、保存、所有することを可能にし、分散された自律的な形で、コンテンツの配信、購読およびプッシュを決定し、デジタル資産をリリース、流通および処理することによってコンテンツクリエイターを可能にします。
現在(2017年12月18日)の仮想通貨ランキングでなんと16位。
値段は現時点で4円です。
サービス提供者が提供するコンテンツの暗号化➡︎貨幣(仮想通貨)化で、コンテンツ作成者が直接利益を出せるようになるプロジェクトのようです。
TRON 20 TOKEN
コンテンツ所有者(IP、個人、およびグループ)は、TRON 20標準を使用して自由にデジタル資産を発行することができます。これはイーサリアムのようなプラットフォームでの規格に似ている気がします。
TRON Platform(TRONプラットフォーム)
現在のエンターテイメント業界はゲームや情報配信サービスを提供する際に「Google Play」やAppleの「App Store」などの集中化されたプラットフォームに仲介してもらって手数料を支払い、ユーザーに提供しています。
また、ネット上のコンテンツはFacebook、Instagramなどの大企業のSNSサービスに大きく偏っています。
このTRONではそれらのサービスを誰もが自由に提供できる環境を構築、デジタルエンターテインメントコンテンツのプロバイダーと一般ユーザーがone-on-one(一対一)で交流できるような環境を提案しようとしています。
どうやら、TRONはネット上のサイトとかブログとかコンテンツやサービスを個人の力で提供できる環境を作ろうとしているみたいです。
無料で無制限に、文字、写真、オーディオ、ビデオなどのコンテンツをアップロード、保存、配布することができます。
この方法では、P2P(ピアツーピア)に基づいたアップロード、保存、および配布のメカニズムを採用しています。
デジタル資産がコンテンツの提供と配信を通じて得られるので、コンテンツの生態系を経済的に刺激します。
デジタル資産をICOの形態で自由に配布することができるようにすることで、デジタル資産を購入する貢献者(投資者)が継続的に開発されるコンテンツなどで得られる利益やサービスを、配当のように得られる機会が与えられます。
分散型デジタル資産には、分散型取引、自律型ゲーム、予測、ゲームシステムを含む分散型インフラストラクチャの完全セットが装備されます。
TRONの実現経路
初期のTRONプラットフォームは現在稼働中ですが、6ステップを含む大規模なプログラムであるTRONシステム全体を実装するには、8〜10年かかることが予想されます。
Exodus:Data Liberation(データの解放)
このプラットフォームの提供段階
Odyssey:Content Empowerment(コンテンツの自立化)
プラットフォームの普及段階
経済的インセンティブ、エンパワーメント、コンテンツエコロジー、ブロックチェーンテクノロジーは、コンテンツ制作、流通、普及のための公正なリターンで、完全に競争力のある経済メカニズムを作り出していきます。
Great Voyage:Personal ICO(個人のICO)
作られたコンテンツの投資対象化
TRONは、ブロックチェーンの利点を基に、所得の測定、配当の支払い、サポーターの管理の3つの主要な問題を解決します。
Apollo:Free Movement of Value—Decentralized Token Trading Exclusively for Individuals(個人向けのバリュー分散型トークン取引の自由な動き)
コンテンツ作成者がトークンを発行する手助けの段階
システムが集中化されていないのでその分、いろいろな問題に対する解決策が必要になってきます。
Star Trek:Traffic Monetizing—Gaming of De-centralization and Market Forecast(トラフィックの収益化 – 非集中化と市場予測のゲーム)
分散型オンラインゲームを作成するためのプラットフォームの構築
TRONネットワーク上では、非集中化のためのオンラインゲームプラットフォームを構築することを可能にするので、開発者がTRONを通じて自由にオンラインゲームプラットフォームを構築し、完全に自律的なゲームを提供し、市場機能を予測することができます。
Eternity:Traffic Conversion—Decentralized Game(市場の転換・分散型ゲーム)
個人がゲームを自由に作成して、投資家がそれに投資する
TRONは、オンラインゲームプラットフォームを確立する可能性を提供します。 開発者はTRONを通じてゲームプラットフォームを自由に設定し、ゲーム開発のための群衆資金を獲得し、共通の投資家がゲームコンテンツの作成に貢献することができます。
TRONの将来性
他でも話題になってますが、開発にビットコインキャッシュの仕掛け人のジハン・ウー(Wu Jihan)氏も関わっているそうです。ジハン・ウー(Jihan Wu)氏とは何者か?
この方はUAHF(User Activated Hard Fork)を実施、ビットコインコアからの独自分裂を目指したことでも有名です。
また、このTRON自体は中国で1000万人以上のユーザーがいると言われる「Peiwo」と相関性があることでも有名になってます。
なんだか日本ではあんまり知られていないことばかりですが、現にランキングではそれなりの位置に存在していますし、あながち軽視できない通貨です。
チャートもここ最近で極端な上昇を見せています。
TRONの購入方法
他にもあんまり知らない取引所に多数上場しています。
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