【今後の価格】敗訴で暴落?リップル(ripple)の裁判はいつ決着するのか

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2020年12月22日、リップルの価格に大きな影響を与えかねない事件が発生しました。

それが米国の証券取引委員会の訴訟問題です。
なんだかんだもう1年経ちますが、まだ裁判は続いているようですね。

そういえば一昨年にリップルがいろんなところから迫害を受けていた気がします。
裏で色々大変なことになっていたんでしょうね。

まあ、その割には高値を維持している気はしますけど。

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ripple社が連邦証券法に違反?

リップル社は、2020年12月に米証券取引委員会(SEC)によって連邦証券法違反として訴えられています。

理由は、リップル社がリップル(XRP)を約7年間他の人に販売し、13億ドル(約1300億円)調達したため。
いや他のコインも同じことやっているんですが。
・・と思うんですが。

結局、これの何がまずいかというと、rippleが証券である場合、届け出の済んでいない証券を不当に販売したことになるから、ということらしいです。
証券??

この証券の定義ですが、以下のように決まっています。

証券とは:
一定の財産法上の権利・義務に関する記載がされた文書

通常、仮想通貨というものは完全に分散されてどこかの企業や個人の所有物にはなりません。
しかしこの部分に関して、リップルはシステム上厄介な問題があります。

それを紐解くのがリップル社と仮想通貨rippleの関係。

元々リップルは、リップル社が実質管理元として、取引などの運営を進めてきました。

具体的にはPOC(プルーフ・オブ・コンセンサス)と呼ばれる手法を使って取引データの承認をしているわけですが、この承認者(いわゆるバリデーター)はリップル社の許可を得た人物に限られます。

そのため、実質的にはリップル社が管理していると認識されているようです。
この辺りはプロジェクト発足当初から正直「ん?」っていう感じでした。

なぜなら、それが本当であれば分散化されていると言えないから。
仮想通貨全体の非集権スタイルに反するからですね。

ちなみにビットコインなどの承認者、俗にいうマイナーは誰でもなれるので、リップルのこの部分は他の仮想通貨と大きく違います。

その流れから証券取引委員会が動きました。

「リップル社が管理しているXRPであれば、もはやそれは証券なのでは?」

「じゃあ、自社証券を今まで独占して販売しているのと一緒なのでは?」

今ではそういう流れになっているようです。

裁判はいつ決着?

裁判の今後のスケジュールや日程は明確にはなっていない状態です。

ただ、リップル社のCEOの話では、2022年、つまり今年に裁判の決着が着くとの予測をしています。

もう一年以上も続いているので、中弛みがありますが、今年からのリップルのチャートの動きはかなり強気です。
この動きを見る限り、裁判の終結は近いことが伺えます。

また、直近の情報では、以下のようなポジティブな発言が取り上げられています。

A recent court decision not to strike Ripple's "fair notice" defense has been a major cause of celebration within the XRP community

3月半ばに掲載された記事では、米国証券取引委員会側の申し立てを退けることに成功しており、「大勝利」として取り上げられています。

この調子だと、大体7月〜8月ごろには何かしらの進展があるかと、こちらでは予測しています。

リップルが裁判に負けるとどうなる?

通常考えられる最悪の事態はリップルが無価値になる事態です。
現実でアルトコインが無価値になることは割とよくあることではあります。

まず、敗訴すれば各取引所での販売は制限されることが予測されます。
そうなれば、もちろん国内での販売も制限がかかるでしょうね。

思えば2017年の頃、まだ仮想通貨が表立って有名じゃないときにリップルやカルダノは詐欺コインとして話題に上がっていた経緯があります。
それは明確なプロジェクトが認知されていない時期だったので仕方なかったわけですが。

でも、個人的には今のリップルにその兆しはあまり感じられません。

なぜなら今のリップルは送金に関してかなり有能な実績を持っているから。
実際、ボクは暗号資産の移動ではこのリップルを利用しています。

なぜなら送金スピードが圧倒的に早く安定しているからです。
体感で言えば、送金で1~2分といったところでしょうか?(状況にもよりますが)

送金に関しては非常に安定しており、便利です。マジで。

またリップル自体はすでに多くの銀行・インフラと提携しているので、実用性は既に証明せれつつあると思っています。
リップル社が提携する銀行・企業一覧

ここまで実用性があるコインが今後値下がりするとはとても想定できません。
正直もっと無能なコインは沢山あります。

結論として、万が一裁判に負けた場合でも、一時的に下落する程度で後から徐々に価格は上昇していくことを予測します。

リップル(ripple)の今後のチャートの動き

まず、テクニカル。
現在リップルのチャートで1週間足を見ます。
確認すると、ちょうど移動平均線(MA 99)に反発するかどうかの部分に差し掛かっています。
リップルチャート

このままの状態が続けば、この部分で反発すると予測できます。

また、投資家、トレーダーの評価としては、「買い」が強い印象です。
実際、今の状況は明らかに「買い」です。

もし購入を考えているなら、MAに反発する今が一番良いタイミングだと思います。
逆ここを逃すと次の押し目(上昇トレンドで一番安い値段のこと)まで待つ必要がありそうですね。

リップルを国内で購入するならコインチェックがおすすめです。
コインチェックの詳細を見る

ただ、全体のチャートは上昇トレンドですが、今後もこのトレンドが続くかどうかはビットコインの動向次第かと思います。

次にファンダメンタルの部分を考えてみます。
先ほど解説した通り、裁判で敗訴した場合はほぼ間違いなく下落はすると思います。
ただ、下降トレンドに入るかどうかは別問題です。

また、国内では、送金に関して規制が入る動きが公表されています。

日本暗号資産取引業協会(JVCEA)は、マネロン・テロ資⾦供与対策に関する規則の改正について意見を公募。改正案には仮想通貨の海外送金などに関する重要な規則が盛り込まれた。

改正案が決まればビットコインとイーサリアムは間違いなく下落します。
そうなるとほかのアルトコイン、リップルにも影響は出ると思います。

これに加えてロシアとウクライナの情勢が入ります。
一般的な意見では規制を回避するために仮想通貨に資産を非難ささるという意見がありますが、実際にどうなるかは予測不可能です。

こちらは上昇するという意見が多いようですね。

結論、世界情勢を考慮し、テクニカルをみる限りこの後は上昇するかとボクは予測します。
ちなみに裁判は勝訴を期待しています。

ただし、その後直近高値を更新するかは予測できません。

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