5月8日、分散型ネットワークの構築を目的とするプロジェクトICON(アイコン:ICN)の開発元であるICON財団は、日本の仮想通貨やICOの投資ファンド「B Cryptos」との業務提携を発表しました。これから先はICON 財団の代表JH Kim氏がB Cryptosの海外進出に関して助言をしていくことになるようです。
bcryptos.com
今回の提携に合わせて、ICONからのLP出資も予定されているそうです。
このB Cryptosと言うのは、2017年12月に設立された仮想通貨とICO専門の投資を行うファンド会社です。
東京を拠点としてベンチャーキャピタル事業を行うB Dash Ventures株式会社と、仮想通貨取引所を運営するQUOINE株式会社がこの投資委員会に人材を送り、バックで支援しています。
これに関して、B Dash Ventures株式会社の代表取締役である渡邊洋行氏もICONのアドバイザーに就任する予定になっています。
今回のファンドの目的は、ブロックチェーンのスタートアップ企業などに対して、金銭的支援やバックサポートを行うことを主体としているようです。
なお、実際に事業が開始されるタイミングは来月からということを述べているそうですね。
このICONとは、異なるコミュティー、ブロックチェーン同士をつなぐことを目的とした分散型ネットワークプロジェクトの暗号通貨です。
すでにプロジェクトは着々と進行しているようで、一部の地域では本人認証システムなど、このICONを使った別のプロジェクトも進行しています。
今回の件でICON側は、他のブロックチェーンプロジェクトを支援する側に回った事になります。
一般企業に原資を投資してもらって、そのかわりに利益を結果として分け与える投資に特化した企業。
金貸し屋とは違って投資されたお金は返さなくていいお金なので、ローンや融資とは違います。
このB Cryptosでは、仮想通貨プロジェクトへの投資(金銭的手助け)を目的とした企業となると思います。
ICONの日本上場への期待
日本の投資ファンドと繋がったことによって、このアルトコインの日本上場への期待値が増えたはずです。
実際一部のメディアでは国内取引所への上場を期待するようなコメントも見られます。
プロジェクトとしてはかなり現実的で、すでにある程度実績も出しているため、今後関係会社の動向によってはbitFlyerやZaifなどの国内の主要取引所への上場も期待できるはずです。
また、この仮想通貨の現状はランキングでだいたい20位と、かなり上位の方にあります。
チャートの状況を見ると、他の主要コインと同じ感じの上がり方をしていますね。
全体を見る限りはかなり安定した上がり方をしています。
僕もこの通貨を持っているので、今後の成長に期待しています。