4月26日、マイクロソフトが提供するアプリケーション・サービスの販売や提供のためのオンライン上のマーケットプレース「Azure Marketplace」に新しくテックビューロ株式会社のmijin v.1が加わりました。
これによって、世界88カ国で mijin v.1 を利用可能となります。
mijin.io/ja
このAzure Marketplaceとは、オンライン上で多様な商用・非商用のアプリケーションやデータ、何らかのシステムを構築する上で役に立つコンテンツを自由に配布できるプラットフォームです。
簡単に言うとプログラマーや開発者向けのSteamみたいなものですね。
今回はこの提供されているツールの中に、新しくプライベートブロックチェーンを構築して運用できるmijin v.1が追加されています。
mijin BaaS on Azureという項目ですでに構築が可能になっていて、インストール無しで、簡単な設定をするだけでノード5台分(ノード1台あたり0.65ドル/時間)を自動構築できます。
簡単にいうと、わずか数分で自分だけのブロックチェーン環境を手に入れられるようになった、と言ったほうがいいかもしれません。
ブロックチェーンの構築というと、なにか専門のプログラミングに精通していないとわけがわからないという印象がありますが、なんとこのツールはわずか10ステップのマニュアル指示にそのまま従うだけで構築できるようですね・・・。
このmijinとNEM、テックビューロの関係については過去記事を参考にするとわかりますが、簡単にいえば「かなり親密なパートナー」といえます。
mijin(ミジン)についてはNEMの企業版ツールとして、すでに国内では有名なプロジェクトとして知られています。
テックビューロ株式会社は、あのZaifの運営元ですね。
mijinにはCatapult(カタパルト)というかっこいい名前のシステムアップデートが控えていて、v.1はその手前の段階。
予定としては、2018年5月にmijin v.2であるCatapultのリリースを控えており、構築後は1秒で約3000~4000取引という、Rippleなどを超える処理性能まで上がるとされています。
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