ハウステンボスは11月初め、独自の電子通貨「テンボスコイン」を使った決済システムの実証実験を始めると発表。
実験は従業員のみ約1,300名を対象にしていて、12月中旬から約3カ月間を予定しています。
僕の地元である長崎の佐世保市にあるテーマパーク「ハウステンボス」が独自の通貨「テンボスコイン」を発行するらしいです。
ハウステンボスとは
略称はHTBまたはテンボス。オランダの街並みを再現し、テーマはヨーロッパ全体である。東京ディズニーリゾートの1.5倍の敷地面積で、単独テーマパークとして日本最大である。
これは佐世保市の町名にもなっており、所在地の住所は「佐世保市ハウステンボス町(まち)1-1」らしいです。
ちなみに愛知県蒲郡市にあるラグーナテンボスは同じエイチ・アイ・エスが再建を受け持った姉妹施設なんだそうです。
知らなかった〜・・・
一時は業績不振が続いて、2001年から2003年までの間で負債2,289億円を解消できず。
破綻しかかっていましたが(一回破綻したのかな?)、その後、2010年からはエイチ・アイ・エス(H.I.S.)が中心となって再建。
現在では、イルミネーションなどでかなり有名になっている模様。
「テンボスコイン」とは
このコインは、スマートフォン無料アプリの電子通貨プラットフォーム上で扱います。
ハウステンボス内の指定の場所でチャージ(交換?)。
チャージしたそのスマホを使って場内で食事や買い物の決済ができるそう。
ちなみに
1テンボスコイン = 1円
の固定価格みたいです。
これだけでは、ただのポイントカード的なやつにしか見えませんが、
将来的には、円やドル、ビットコイン等との両替可能な「仮想通貨」とする予定とのこと。
さらに、世界初の「金本位制に基づく仮想通貨」として運用を目指しているそうです。
この「金本位制」に関しては下のサイトが参考になります。
金本位制とは?
とにかくこれを採用することで、テンボスコイン自体の価値の裏付けをしようということですね。
で、その肝心の金はハウステンボスがちゃんと約1t(約50億円相当)ほど保有しているらしく、一部は「黄金の館」という施設にして公開するみたいです。
また、このプロジェクトはハウステンボスに留まらず、電力小売り事業を展開する「HTBエナジー」、その他グループ会社や周辺地域の事業者が「テンボスコイン」に参画できるようブロックチェーンプラットフォーム技術の検証も予定しているそうです。