なにやらブロックチェーンを簡単に構成できるらしい仮想通貨(プロジェクト)があったのでそれの勉強を。
目次
仮想通貨Stratis(ストラティス)の基本情報
最大供給量:98,000,000枚
システム(アルゴリズム):Proof of Stake
ブロックタイム:60S
公開日:2016年6月14日
公式:stratisplatform
Stratisは、Blockchainテクノロジの利点にアクセスしたいと望む、金融サービス企業やその他の組織のニーズに合わせて設計された、柔軟で強力なBlockchain開発プラットフォームです。
Stratisは、開発者や企業がブロックチェーンベースのアプリケーションを早く簡単に開発、テスト、事業展開できるようにするための敷居の低いシステムを提供しています。
そもそも技術的に難しいブロックチェーンを普通の企業でも簡単に導入できるようにしたもの。
現在(2017年11月時点)の仮想通貨ランキングで23位付近。
価格は1STRAT = 336円程度です。
仮想通貨Stratis(ストラティス)の開発環境
Stratisブロックチェーンアプリケーションは、純粋なC#で開発することができ、強力なStratis APIとフレームワークを活用しながらMicrosoft .NETフレームワークを利用することもできます。
C#とは、マイクロソフト社が2000年ごろに作ったプログラミング言語です。
よく、C言語とかJAVAとかプログラマーが使っている言語があると思いますが、それ系のものになります。
Stratisのプラットフォームを使うことによって、既存のプログラミングシステムでブロックチェーンの開発ができるらしいです。
また、Stratisブロックチェーン上に、独自のブロックチェーン(プライベートチェーン)を作成することができるそうです。
さまざまな条件をカスタマイズ可能で、そのカスタマイズしたブロックチェーンを運用することが可能となります。
Stratisのblockchain-as-a-service (BaaS)
ざっと説明すると、
このサービスを使ってあらかじめ用意されたコンテンツを選択していくだけで、簡単にブロックチェーンの技術が導入できること。
技術的には、Stratis Platformのサイドチェーン(これの意味は下に記述)を利用して、既存のStratisブロックチェーン上に独自のブロックチェーンネットワーク(プライベートブロックチェーン)を構成することで、ビットコインと互換性のあるシステムが構成できます。
この機能では、イーサリアムやWAVESのような他のブロックチェーンにある既存の機能を活用して組み合わせることが出来ます。
ちなみに、Stratisや作ったプライベートチェーンを利用するには手数料?としてStratiのコインSTRATを使うことになります。
※サイドチェーンは、従来からあるブロックチェーンを利用した別の即席チェーン。
元のチェーンのパワーを借りつつ、オリジナルでカスタマイズできる都合のいいチェーン笑。
TumbleBit
ビットコインの取引を匿名性にするシステム。
取引をする場合、
タンブラーという仲介者を介し送金者はビットコインをエスクローにプール
受け取りはタンブラーがコインをミキシングし一斉に受け取り者に送信
簡単に言えば、直接送るわけでなくて、その間でごちゃ混ぜにするわけです。
なお、この仕組みはStratis(ストラティス)が開発中のBreeze Walletと呼ばれる専用ウォレットに導入することを検討流らしいです。
仮想通貨Stratis(ストラティス)の将来性
ちょっと前からある通貨ですが、最近の仮想通貨ブールに乗っかり大きく値段が上がりましたね。
ただ、その後のチャートの動きはあまり好調ではないようです。
今後、ブロックチェーンの普及によっては再度高騰もありえます。