3月9日、SBIホールディングスは中国の仮想通貨交換業大手、Huobi(フオビー)グループと締結していた資本業務提携を解消すると発表しました。
sbigroup.co.jp
12月7日の公式発表では、SBIホールディングスが日韓市場で大規模な仮想通貨取引所設立を試みるためにHuobi Proを運営するHuobiグループとの基本契約を結びました。
Huobiとは、中国で三大取引所とされる最大手の仮想通貨関連グループであり、中国最大級の仮想通貨取引所「火幣」を4年以上運営していましたが、その後の中国国内の規制によって交換業務を10月末で一旦停止。現在は「Huobi.pro」として国外で規模を広げています。
この際にSBIグループはHuobiグループの日韓合わせて30%の株を獲得、また、HuobiグループはSBI Virtual Currencies株30%を獲得していました。
coinpost.jpより
SBIとHuobiの業務提携中止の理由
SBIの公式アナウンスでは以下のように述べています。
〜仮想通貨取引所を運営するSBIバーチャル・カレンシーズのシステム構築において、昨今のセキュリティ強化が求められている状況や、国内外の規制強化の流れにすみやかに対応できる柔軟な開発体制を構築することが望ましいこと、またSBIグループのリソース活用による、強化なセキュリティと充分な処理能力を有するシステム構築の目途が立ったことから〜
sbigroup.co.jp
要約すると、
・Huobiの運営では国内の仮想通貨の規制状況と合わない
・SBIの仮想通貨取引所の形態が整った
こんな感じでしょうか。
これを考えるに、Huobiの現状の運営状態には日本国内で容認できない何らかの不安要因があるように思えます。
まあ、僕は使ってませんが。
[ad]