2018年2月19日に行われるハードフォーク(?)により、Litecoin(ライトコイン)からLitecoin Cash(ライトコインキャッシュ:LCC)が誕生します。
今までにもビットコインを中心に数多くのフォークが誕生していますが、その幾つかは詐欺でした。
今回の件では、すでにライトコイン本家の開発者Charlie Lee氏より詐欺であるとの見方を示しています。
PSA: The Litecoin team and I are not forking Litecoin. Any forks that you hear about is a scam trying to confuse you to think it’s related to Litecoin. Don’t fall for it and definitely don’t enter your private keys or seed into their website or client. Be careful out there! https://t.co/qXbiIxp5Al
— Charlie Lee [LTC] (@SatoshiLite) 2018年2月4日
文章では「Litecoinチームと私はLitecoinをフォークしていません。」とはっきり書かれています。
少なくとも詐欺であるかどうかはともかく、本家がフォークしていないと断言している時点で、これは名前を利用した「ただの草コイン」であると言えます。
また、国内、海外のメディアなどはほぼほぼこのプロジェクトを信頼していないように思えます。
なお、ライトコインキャッシュ公式ではCharlie LeeやLitecoinチームとは関連していないと言いつつも、ライトコインからフォークしたことをはっきり述べています。
Litecoin Cashの基本情報
リリース:2018年2月19日
総発行枚数:840,000,000LCH
アルゴリズム:SHA256
認証時間:2.5M
Segwitをサポート
DarkGravity V3アルゴリズム(DASHで使われているもの)採用
公式サイト:litecoinca.sh/
開発者の説明がふわっとしていて、学生が書いた履歴書の自己PRみたいな感じになっています笑
取り扱いする取引所はYoBit.netやTRADESATOSHIなどのマイナーな場所が中心ですね。
ライトコインキャッシュとライトコインの違い
一番の違いはマイニングに関連するアルゴリズムの違いです。
SHA256は従来のビットコインで使われているもので、古いビットコイン採掘機を使ってLCCをマイニングできます。
旧式のマイニング装置を再利用できるということです。
話がそれますが、「Litecoin Cash」で検索すると、同名のプロジェクトが他にもあります。
それは日本語対応なのになぜか英語未対応という完全に怪しさ満載のサイトです(ここにはリンクは貼りません)。
怖いなー・・・。