1月18日、コミュニケーションアプリ「LINE」を運営するLINE株式会社と次世代投資サービス「FOLIO(フォリオ)」サービス運営の株式会社FOLIOが資本業務提携の締結を発表しました。
prtimes
LINEは現在7,000万人以上のユーザーが使っているとされる超大型コミュニケーションアプリで、公表された2017年12月期第2四半期決算(4-6月)では営業収益が504億7400万円とされています。
今回の提携によって国内やアジアの多くのユーザーが、気軽にLINE上でFOLIOの投資サービスを利用出来る可能性が出てきました。
次世代投資サービス「FOLIO」とは
同社は「資産運用をバリアフリーに。」のテーマに掲げており、「ドローン」や「ガールズトレンド」といった「テーマ別に投資対象を選ぶ」これまでにない新しい方法を提供していて、ユーザーが直感的に操作できるコンテンツを展開しています。
また、同社では分散投資が10万円からできるようになっていますので、初心者でも簡単に投資を始まることが可能。
今まであるような小難しい投資信託みたいな形ではなく、まるでサービスパック商品を選ぶかのような手軽さが魅力の一つだと思います。
FOLIO公式で掲載されているLINE株式会社 代表取締役社長 CEOのコメントでは、「投資に興味があっても手を出せていない投資初心者や投資から離れてしまっている方などが投資を始めるきっかけになります」と述べており、「LINE」内で「FOLIO」のサービスを提供できることを歓迎しています。
次世代投資サービスへの懸念
このことで今後、どこにいても手元ですぐに投資ができる世の中になるかもしれませんが、良い意味でも悪い意味でも個人で参入できる株式投資のハードルの高さが低くなることでしょう。
投資に関しては、確実に利益が出ることを保証していませんので、そういう意味ではギャンブルにもなりえます。
LINEに関しては社会人のほか、学生でもコミュニケーションツールとして流行っているもののため、こういった気軽に投資に参入できる入り口が提供されれば、あらゆるケースを想定して安全なツールとして提供する必要がありますね。
「間違って、変なもの買っちゃった」ってならないように、使いやすさと安全性をしっかりと両立させる必要があると思います。