ビットコインがめっちゃ下がってますね。ある意味ちょっと安心しました。
さて、今回はエネルギー関係の仮想通貨の勉強です。
ちょっと内容が難しかったですが、頑張って調べましたよ。
目次
仮想通貨Power Ledger(パワーレジャー:POWR)の基本情報
最大供給量:1,000,000,000(10億) POWR
システム(アルゴリズム):イーサリアムベース、ERC20
公開日:2017年6月3日
公式:powerledger
Power Ledgerは、ブロックチェーンベースのピアツーピアエネルギー取引プラットフォームであり、消費者と企業が余剰太陽光を仲介者なしで近隣の人に売ることを可能にします。
現在(2017年12月22日時点)の仮想通貨ランキングで60位。
価格は1POWR = 90円程度です。
太陽光やその他のエネルギー関連をトークンにしてイーサリアムコントラクトやP2Pによって簡単に取引できるようなものだと思います。前にもなんか似たようなものを見た気がしますが・・・
Power Ledger Applications
Power Ledgerで開発されたプラットフォームアプリケーションの重要なクラス。
いくつかはすでに稼動しているそうです。
※いくつか投資関連?の専門用語があり、訳が難解な箇所がありますのでご了承を。
(一般市民が知らない専門用語多すぎ笑)
P2P取引
このクラスのプラットフォームアプリケーションは、小売業者、消費者などが互いにP2Pによって電力を交換することを可能にします。自動化された決済システムからリアルタイムで支払いを受ける能力を提供できます。
クリーンエネルギー源の選択、隣人との取引、余剰電力を利用して多くの資金の受け取り、ブロックチェーンでのすべての取引の透明性と低コストの決済コストの恩恵を受けるなど、すぐに利用できる他の多くの利点があります。
NEO-RETAILER
このクラスのプラットフォームアプリケーションは、NEO-RETAILERにスマートな需給管理を提供し、瞬間的な報酬と支払いの決済をほとんど瞬時に行い、消費者のエクスポージャーを管理します。
※エクスポージャーとは、投資家や企業が持つ金融資産(ポートフォリオ)の中で、市場の価格変動のリスクにさらされている資産の度合い(割合)のこと(こんなん知るかい)。
MICROGRID/EMBEDDED NETWORK OPERATOR/STRATA
このタイプのプラットフォームアプリケーションは、電力計量、大規模データ集録、迅速なマイクロトランザクション、およびグリッド管理を、これまでにない規模で可能にします。
組込みネットワークにおける取引は、世代所有とエネルギー消費との間の関係を破ります。
卸売市場の決済
このプラットフォーム・アプリケーション・クラスは、卸売市場のための急速で低コストで透明なディスパッチ最適化と管理、データ集約、調整、および決済を提供します。
AUTONOMOUS ASSET(略してAA) MANAGMENT
(1)再生可能エネルギー資産の共有所有権
(2)再生可能資産所有権の取引
以上を可能にする。
AAは自らの電力を売買し、割り当てられた財布の住所にその所得を分配することができる。
分散型市場管理
最適化されたメータリングデータ(IT資産管理機能のこと)、大規模データの収集、資産へのアクセスと発送の権利、迅速な取引決済、ネットワーク負荷分散、頻度管理、需要側の対応、需要側および負荷管理を提供します。
ネットワーク資産の最適化は、資産所有者のほぼリアルタイムの報酬によって実行可能になります。
電気自動車
エネルギーを必要とする電気自動車への応用。
リアルタイム課金データ(オープンチャージポイントプロトコル(OCPP)とのインタフェース)、データの収集、ユーザー識別、迅速な取引決済を容易にします。
電源ポート
バーチャルパイプラインおよびロードサイドアシスタンスタイプをEVなどのプラットフォームを介して自動化することができ、主に自給自足のエネルギー消費者にエネルギー供給を維持する移動式貯蔵施設を提供することができるプラットフォームアプリケーションのクラス。
CARBON TRADING
CARBON TRADINGとは、二酸化炭素を排出するための許可証とクレジットを売買するプロセスのこと。
これは気候変動に取り組むための政府の政策選択手段。京都議定書の中心的要素らしいです。
このプラットフォーム・アプリケーション・クラスは、組織間でのデジタル・トランザクションを保証するカーボン・トレーダー向けのスマートコントラクトを提供します。 不変分散帳票技術を用いた資産の信頼性 透明性と監査性を提供します。
トランスミッションエクスチェンジ
伝送ネットワークの管理では、リアルタイムの計測データ、大きなデータの収集、資産へのアクセスと発送の権利、迅速な取引決済、ネットワーク負荷分散、非定常エネルギーへの応答を提供することができます。
POWRトークン
Power Ledger内にあるP2P取引機能やその他のパワーレジャーアプリケーションの手数料として使用します。
また第2のトークンとして、Sparkzというものがあります。これは実際に民間で電力取引の時に使う際に使う仮想通貨になります。
なお、Sparkzを生成するには、POWRトークンが必要です。
Sparkzは地元の市場レベルのトークンで、導入された民間の市場に合わせて価格が決まります。
(例えば、オーストラリアで1 Sparkz = 1 cent AUD)
Sparkz=現地通貨で価格設定、発行、償還される通貨の役割
Power Ledgerの将来性
話によると、このプロジェクトのプレセールで1700万豪ドル(約14億円)を調達したそうです。
また、既にオーストラリアのいくつかの地域ではPower Ledger市場が展開されているとのこと。
hacked.comより
チャートを見る限りでは他の仮想通貨同様ブームに乗じて上がっているように見えます。
他のICOと比べると期待されているプロジェクトのようです。