1月9日に誕生から10周年を迎えた「iPhone」。その歴史的な一台目となった初代iPhoneはLTEでも3Gでもなく、懐かしの「2Gネットワーク」を利用するのですが、The Next Webによると、とうとう米キャリアのAT&Tが2Gネットワークサービスを終了したことを発表しました。
今では誰もが知っているiphoneシリーズ。最近また最新機種の発表が出てきてますね。
ですが、もちろん元から人気が高かったわけではありません。
どんなものでも必ず始まりがあるとは思いますが、iphoneシリーズの原点となったのが、この初代iphone。
そしてこの初代iphoneで使用されていた「2G」(通信規格GSM)機能が、とうとうアメリカでの使用もできなくなったそうです。
ちなみに、初代iphone自体は、総売上台数6,124,000台で2008年に販売を終了しています。
今では、プレミアがついて、中には100万円以上の値が付いているものもあるそうですよ。
初代iphoneと今のiPhoneの比較
発売:2007年(平成19年)1月9日
容量:4GB、8GB、16GB
iOS1.0~
4GBモデルで499米ドル(約52000円)
カメラなし
発売:2016年9月16日
容量:32GB、128GB、256GB
iOS10.0~
32GBモデルで約85800円
カメラ
背面:
12.0メガピクセル, 裏面照射型センサー, 4Kビデオ
前面:
7.0メガピクセル, 裏面照射型センサー, HDビデオ (1080p)
初代iphoneの発売はアメリカ、イギリス、フランス、ドイツで、2008年春にはアイルランド共和国、オーストリアで出ています。
その他の地域(カナダ、オーストラリア、日本など)では発売されず、後継機種のiPhone 3Gを待たなければいけませんでした。
当時は画期的な端末でしたが、それ以外では特に目立った機能なんかはなく、今の目線で見ると、「シンプル」という言葉しか出てきません。まあそれは今でもそうでしょうが。
逆にそこから10年くらいで、ここまでの進化をしていることには脅威的な何かを感じさせられます。