3月14日現在、ビットコイン(Bitcoin)の価格は60万円まで下落してます。
ビットコインの相場が大きく動き出したのが3月7日頃。
順調に上昇トレンドに乗っていたかと思われたんですが、2月24日ごろから急に雲行きが怪しくなってきて、そこからの今の流れになっています。
ビットコインの相場推移
下記のように一度は90万円台で相場が踏ん張るものの、3月8日には90万円を下回り、一気に下落。
さらにもう1度80万円ラインで止まってますが、ほとんどリバウンドせずに3月12日に2018年に見たような超下落をしています。
毎度そうなんですが、ビットコインの相場は極端に行き過ぎる傾向にあります。
今回は一度は40万円台まで下落したものの、すぐに大きく上昇して60万円程度に戻しています。
この調子で行けば、だいたい70万円台までは戻るんじゃないかって思っていますが、状況が状況なのでまだ下がる可能性もあります。
ビットコイン下落の原因・要因
今回の相場に関しては、新型コロナウイルスの影響が大きく関わっています。
具体的には間接的なものだと思いますが。
今の世界市場は株価、為替ともにこのウイルスのせいで振り回されており、いずれも大きく下落。
他の市場より薄くて浅い仮想通貨市場はもろにその影響を受けたものと思われます。
本来であれば、こういう「デジタル・ゴールド」のたぐいは不況に強いとよく言われているようですが、金融市場の混乱で他の金融市場と同様に値を下げる形となっています。
ビットコインの底打ちは?
一週間足で見てみます。
下記では大きな上昇トレンドの中で、去年12月に一度底打ちして反発。
一時150万円まで上げたのちに再度下落しています。
テクニカル的には、今回の底値は52万円程度が妥当でしょうか?
個人的には次の目標価格は90万円台。
ただ今回不安なのが大きく伸びた下ヒゲです。
ひげの伸びはその方向への強さを表しています。
状況によりますが、一度回復した相場でもジリジリと再度下落して実線が50万円程度に付く可能性があります。
ラインに従ってもそのくらいの推移で実線をつける可能性があります。