SBIの仮想通貨現物取引サービス「VCTRADE」は完全に短期投資専用のサービスです

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株式取引で有名なSBIは、去年から予定してあった仮想通貨取扱の子会社事業SBI バーチャル・カレンシーズのサービスを6月4日時点から正式に開始しました。

取扱いサービスは”VCTRADE”と呼ばれるもので、まずは先行してリップル(XRP)を自身の取引所に上場させています。
公式:sbivc.co.jp.pdf

サービスが開始されてとはいえ、まだ他の取引所のように誰もがすぐに登録できる状態ではなく、現時点では去年(2017年10月)から進められていた事前登録を済ませてある人のみを対象にサービスを開始しています。

一般層の登録は7月から開始される予定になっています。

内容を見る限り、かなり厳格にルールを決めているようで、他の取引所と比べると制約が多いようです。

特徴的な部分では、最初に導入したコインがリップルコインであるところ。

予定では順次Bitcoin、ビットコインキャッシュ、リップルと拡大することを言っていますが、今のアナウンスを見る限りまだビットコインの取扱日は決まっていません(2018年6月時点)。
※11日にはビットコインキャッシュの上場が決まっています。

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VCTRADEを使うメリット

SBI傘下の取引所のため、セキュリティーの高さは信用できます。
ここの運営体制はセコムのグループ会社に協力をお願いしているようですね。

また、取引にかかる手数料は無料となっています。
ただし、厳密にはレートに手数料を含めているとの記載があるので、おそらくスプレッド的なものが含まれているはずです。

出金手数料については、住信SBIネット銀行を使うと、なんと一律51円で対応してくれます。
それ以外の金融機関でも出金額3万円以上で258円となっているため、他の取引所よりもかなり安い部類になります。

VCTRADEのデメリット

入金の際は予め住信SBIネット銀行を用意することを指示しています。
その分、出金手数料は安くなりますが、手間はかかりますね。

最も気になる部分は

仮想通貨の送付や受け入れができないところ

つまり現時点ではこのVCTRADE内ですべての取引を完了させる必要があるということです。
そういう意味ではこのVCTRADEは完全に投資用のサービスということになります。

個人的にはこの部分が一番痛い部分かと。
移動ができないということは外部のハードウェアウォレットに移動させることもできません。

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