この間、NEMの公式ウォレットであるNano Walletに入ってみると、画面がまるでバグったかのように適切な表示をしないトラブルがありました。
最初はPC側でなんか問題があったのだろうと、PCの再起動をしてみたのですが、変わらず。
調べてみると、どうやら「ノード」の接続の問題だとわかりました。
なお、Nano walletの基本操作方法は過去記事で解説しています。
ノード接続不良時の対処法
僕が遭遇したトラブル時の表示は下のような感じ。
特に異常な箇所は赤枠部分で囲ったところ。
何も表示がない上にノードの部分に赤丸がついています。
この場合はその「ノード」から適当に別のノードを選ぶことで大抵は復旧するようです。
通常の取引所や、MyEtherWalletと違って、NEMの公式ウォレットは基本スーパーノードっていう取引を仕切っているノードに接続する必要があります。
しかし、そのノードへの接続環境が悪かったり、ノード自体が無くなったりするとどうやらこのような現象に陥るようです。
これは単なる接続上の問題であって、トークンが無くなるとかではないです。
XEMはバグでなく無くならないはず
主要仮想通貨は全てそうですが、ブロックチェーンに載っている限り、基本的に所持している仮想通貨が無くなるということはありえません。
ブロックチェーンの大きな特徴の一つに、「記録は永久に不変的に残る」という特徴があるため、ブロックチェーンそのものに何らかの支障が起きない限り、所持している通貨情報、つまり数量の情報自体がバグって数字が変わったり無くなったりするようなことはありえないはずです。
ただしこれは公式から出されている専用ウォレットに限りますが。
その他の取引所のウォレットなどに関しては、運営されている内部の状態が全くわからないので、もしかしたら今流行りの「ノミ行為」の犠牲になっている可能性もありますし、こっちが知らないだけで、ハッキングの被害にあっている可能性もあります。
・・・考えたくないですが、逆に公式でウォレットに何らかのマルウェアや情報抜き取り機能が備わっていた場合はもうお手上げです。
主要通貨はともかく、他のよくわからないアルトコインについては、今の世の中では考えられないことでもないのかと。
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