ERC20トークンの専用ウォレットMetaMaskのBeta版がすでに使えるようになっていました。
そこで今回はこのBeta版でできるようになった機能を解説していきます。
目次
MetaMaskの導入
導入方法は別記事で解説しているので、そちらを参考にしてください。
Beta版の導入は旧MetaMaskの右上から「Try Beta」を選択することで切替ができます。
元の旧式に戻す場合は右上のアカウントアイコンから「Setting」をクリックして、その先にある「Use old UI」をクリックすると元の旧式UIに戻ります。
MetaMask Beta版の基本操作
基本的な操作方法は同じですが、全体的に見やすくなっているようです。
「①基本設定」ではアカウント切り替えと従来の設定操作(Setting)ができます。
「②Web表示切替」で、画面をWebサイト画面(ブラウザ画面)に切り替えた上で一連の操作ができるようになります。
「③送受信操作」ではちゃんとDEPOSIT(受信)の項目ができました。
アカウント設定
「④所持トークン切替」をクリックすると、「DETAILS」という表示があるので、それをクリック。
このアカウントのアドレスがあり、下には履歴確認とプライベートキーの確認ボタンがあります。
ERC20トークンの送信ができる
従来のMetaMaskでできなかったERC20トークンの送信ができるようになっています。
やり方は「④所持トークン切替」をクリックします。
すると今まで表示されなかったトークンの切替画面ができているのがわかります。
ここで操作したいERC20トークンを選択するとメイン画面が変化します。
このようにちゃんと切り替わります。
ただ、やっぱり所持しているトークンは以前のようにコントラクトアドレスなどで登録しないといけないみたいです。
ちなみにトークン登録方法は以前のMetaMask操作方法で紹介しています。
seihoukei.com
プラウザ表示機能
個人的にはこのプラウザ表示機能がありがたいですね。
今までは右端で細々と操作していて、ページなど切り替えるたびに画面が閉じて正直うっとおしかった部分がありましたが、これでMyEetherWellatなどと同じような感覚で操作できます。
MetaMask Beta版には不具合らしき報告も
現時点ではあくまでBeta版(テスト段階)のため、まだ完全に問題なく操作できる確認はありません。
中にはちょっとよくわからない不具合を報告している記事もあります。
blog.livedoor.jp
基本的にはトークンの送信機能以外には大きな機能追加はないように見えるので、今の時点ではトークンの送信岳これでおこなってあとは通常の旧式版で操作した方がいいかもしれません。
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