1973年からスタートした子供向け番組「ポンキッキーズ」(フジテレビ系)の放送が今年の3月いっぱいで打ち切りになるとの話が各メディアで報じられています。
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同番組は、ガチャピンやムックなどの有名なキャラクターが登場することで知られていますが、近年の視聴率の低迷による影響なのか、関係者によると番組の維持が難しくなっていたとの話も出ているそうです。
最近ではガチャピン・ムックのキャラクターがUQモバイルのCMに起用されるなど、キャラクターとしての知名度が高まっていた矢先の話ですが、今後もキャラクター自体の版権は継続して同社で管理されるとのことです。
テレビの存在価値が見直されている
今までにも、長年番組を続けていた「めちゃ×2イケてるッ!」や、「とんねるずのみなさんのおかげでした」などもすでに打ち切られています。
これらの大きな原因としては、YouTubeなどの新たなメディアが大衆に認められていることもあると思います。
娯楽の規模はもはや、世界中の人間が参加しているYouTubeの方が上です。
最近ではSMAP(スマップ)なども、もはやユーチューバーとしてデビューを果たしていますし、その他多くの芸人がYouTubeを利用しています。
もはや、ニュースや緊急情報などもネットやスマホがあれば収集できる環境になりつつあります。
一昔前のように、一部の人だけがメディアに関わって情報拡散していた時代とは違い、今ではSNSやTwitter、Instagramなどがあれば子供でも誰でも簡単に情報が拡散できます。
これから先、テレビ側がメディアとして、何らかの新しい手段を考えない限り、今後数年はあらゆる番組がテレビから姿を消していきそうです。
そういえば僕が小学生の時に見ていたアニメ番組が、突然打ち切りになったことがあります。
期待していた物語は途中で無くなってしまい、原因も分からぬまま、子供ながらに世の中の現実を叩きつけられた思い出になりました。
もしポンキッキーズがそうなるとして、打ち切りは仕方ないとしても、せめて最後くらいはしっかりと視聴者にけじめをつけて欲しいですね。
いきなり「打ち切り」の文字だけを子供に見せるようなことして欲しくないです。