「MyEtherWallet」は、Ethereum(イーサリアム)の専用ウォレットのことです。
他にもいろいろとウォレットはあるんですけど、個人的にはこれが一番使いやすいって思ってます。
基本的な使い方は下のサイトを参考にしてください。
MyEtherWallet(マイイーサウォレット)の基本的な使い方
ウォレットの作成と使い方自体はかなり簡単です。
*上記サイトの補足的なことになるかもしれませんが、一応記述しておきます。
実際に「Keystore/JSONファイル」を利用したウォレットを作成するときに、一部のプラウザ(safari等)では、ファイルのダウンロードができませんでした。
この時、別のプラウザ「google Chrome」を利用するとすんなりファイルをダウンロードすることができます。
他にもいろんな方法でウォレットを利用することはできますが、この「Keystore/JSONファイル」を利用した方法が最も簡単なので、初めて作成する際は参考にしてください。
その方法はまた後日記事に載せるつもりです。
目次
MyEtherWalletに入っているトークンを表示させるやり方
入っているという表現は間違っているのかもしれませんが、このウォレットを利用してICOなどに参加した時に、トークン(ただしERC20準拠のもの)とイーサリアムを交換するはずです。
この時、買ったはいいけど
その購入したトークンはどうやって確認すればいいの?
「MyEtherWallet」にあるトークンはどうやって取引所に送金(送信)すればいいの?
初めて購入した時にはなかなか苦戦しました。
今回はその購入したトークンを「MyEtherWallet」上で表示させる方法と送金方法を紹介します。
Token(トークン)情報の取得
まずはトークンの情報を探します。
ウォレットのアンロック
「Keystore / JSON」Fileを使っているなら、「どの方法でお財布を操作しますか?」の下の欄からその項目を選択して、ダウンロードしたファイルを選択。パスワードでアンロックして入ります。
Token(トークン)情報の検索
画面右の「Tokens (Ethplorer.io)」をクリック。
下の画面が別タブで表示されるので、右上の検索窓から情報を探したいトークンの名前か通貨単位を入れて検索します。
Token(トークン)情報の取得
検索すると、下のような画面が出てきます。
ここで重要な部分は
①コントラクトアドレス
②通貨シンボル
③ケタ数
この3つがあれば基本的にはウォレットで表示できます。
マイイーサウォレットにToken(トークン)情報を表示させる
とりあえず情報が出てきたので、「MyEtherWallet」ページに戻って表示させます。
トークンの追加
画面のずっと右下のほうに「カスタムトークンの追加」という項目があります。
で、それをクリックすると、下のような画面が出てくると思います。
あとはさっき拾った情報を上から入れていき、保存すれば完了です。
成功すれば、そのトークンの所持枚数が表示され、下の画面のようにウォレットから直接送金(送信)できるようになります。
ちなみに所持枚数は「Show Token」から見ることができます。
トークン表示の際の注意点
基本的には上記の①〜③までの情報はトークン発行元のサイト上で公表していることが多いですが、マイナーな通貨はそういう情報がない場合があります。
また、この方法で追加する時に
すでに項目にトークンがある場合
そもそもERC20準拠トークンじゃない場合
などの時はエラーが出ます。
さらに、ICOの場合はまだ環境が整っていない場合が多く、この方法で検索をかけても情報が表示されないか、もしくは名前が変わっている場合とかもあるので、注意が必要です。
コメント
はじめまして。舘岡と申します。
コメントではないのですが、以下の件分かりましたら教えて下さい。
TREZOR経由のマイイーサウォレットからQTUMをBittrexに送金しようとしたのですがBittrexへの送金アドレスが受け付けてもらえません。
よくわからないのですが、マイイーサウォレットでは0xから始まるアドレスでないとだめなのかもしれません。BittrexからのアドレスはQZから始まるアドレスです。
よろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
QTUMであれば、
Bittrexの、QTUM専用受け取りアドレスに向けて送信する必要があります。
一方、マイイーサウォレットでは、アドレス横のプルダウンからQTUMを選んで送信する必要があります。
通常はこれで送信できるはずです。
※プルダウンから、実際に送るトークンを選ばないと、イーサリアムの送信扱いになります。
質問内容を勘違いしていたらすいません。