今の時代、ケータイはスマホのタッチパネルが主流となっていますが、2月25日にバルセロナで、物理キーボードを搭載したスマートフォンが新たに登場しました。
スマートフォンとしては珍しい、フルQWERTYキーボードを搭載した「BlackBerry KEYone」が発表されました。
ヴァーチャルキーボードが主流となった現在では非常に珍しい、そしてBlackBerryの最大の特徴でもある物理キーボード(QWERTYキーボード)を搭載しています。
スペックとしては、
OS:Android 7.1 Nougat
プロセッサ:Qualcomm Snapdragon 625
メモリ:3GB
ストレージ容量:32GB(microSDで拡張可能)
解像度:1620×1080ピクセル
リアカメラ:1,200万画素
フロントカメラ:800万画素
ディスプレイ:約4.5型IPS LCD
バッテリー容量:3,505mAh
Quick Charge 3.0に対応
サイズ:149.3×72.5×9.4mm
重さ:180g
ポート:USB Type-C
カラー:ブラックのみ
これに加えて、キーボードのスペースバーには指紋スキャナーを搭載しています。
BlackBerry(ブラックベリー)とは?
あまり聞きなれないかもしれませんが、BlackBerry(ブラックベリー)とは、カナダのリサーチ・イン・モーションという会社が、1999年に開発したスマートフォンのことで、以前、日本では2006年にNTTドコモからBlackBerry 8707hというスマートフォンを発売していました。
主に欧米のビジネスマンを中心に広く使われており、世界で175カ国7000万人以上が利用し、1億5千万台以上が販売されていると言われています。意識して見てみると、たまに映画なんかで似たような機種を見かけるとこがあるはずです。
ちなみに現在の日本でも、約4,000社が導入をしているとのこと。
サービスとしては、法人向けのBlackBerry Enterprise Service (BES) と、個人・中小企業向けのBlackBerry Internet Service (BIS) の2種類があります。
日本でのBlackBerry KEYone発売は未定
4月から、世界各地で発売される見通しですが、まだ日本での発売予定は不明です。
価格はアメリカでは550ドル、欧州では600ユーロ、イギリスでは500ポンドとなる見込みです。
各国の価格を参考にすると、価格はだいたい6~7万円前後になると思われますね。