今回は久々にWordPressのカスタマイズを紹介していきます。
カスタマイズするWordPressのテーマはココ最近登場したTwenty Nineteenという王道(入門)シリーズの最新版。
このテーマ、まだ登場したばかりのためか、カスタマイズに関しては他のものに比べて情報がそれほど多くはありません。
そのため、カスタムに関しては他のシリーズに比べていろいろと時間と手間がかかるテーマだと思います。
今回はこのテーマのカスタムで、ちょっとした表示部分の改変を行ってみます。
※今回の改変はとりあえず表示をさせないことに重点を置いてますが、それによって他の何かしらの部分も、もしかしたら表示されない自体が起こりえます(ほかのカスタムと競合したりして)。改変は可能な限り小テーマをいじり、かつ改変後のサイトチェックをしっかり行うことを推奨します。
記事上のコメント件数表示を消してみる
まずは手始めに記事上部にある”○件のコメント”とかいう表示を消してみます。
方法はいくつかあるようですが、ここではアイコンごとまるごと表示自体を消す方法を紹介してみます。
編集する部分は以下の部分。
entry-header.php (template-parts/header/entry-header.php)
entry-header.phpはtemplate-partsという項目の中に収められています。
上から19行目(写真は僕のコメント分ずれてます・・)、以下の部分をコメントアウト、もしくは消去してみてください。
<?php~~~?>の囲いをまるごとコメントアウトすると楽です。
コメントアウトしたら下の写真のように無事にコメント部分が消えるはず。
記事上の投稿者と日付部分を非表示にする
同じく、先程編集したentry-header.phpをまた編集します。
編集部分は上から16行目から書かれている部分。
中に“_posted_by~”と“_posted_on~”とかいうコードが入っているので、それらの2行をコメントアウトか、消去します。
これもまるごとコメントアウトしたほうがいろいろ楽です。
コメントアウト、または消去したら、下の写真のようになると思います。
投稿者と日付部分がまるっと消えましたね。
記事下の投稿者と日付部分を非表示にする
次は記事下にある投稿者と日付部分の項目をまるごと消してみます。
こちらは以下のファイルを編集していきます。
content-single.php (template-parts/content/content-single.php)
こちらのファイルもtemplate-parts内に入ってます。
編集部分は上から48行目。
“twentynineteen_entry_footer();”をコメントアウトするだけ。
ちなみにこの部分はフッターの大部分をまるごと消し去っているため、余計な要素も一緒に消し飛ばしている可能性があるので、編集後はしっかりと確認しといたほうがいいです。
ココまで全部消し去ると以下の写真のようにスッキリとした記事になるはずです。
ついでに記事下のコメント欄も非表示にしてみる
最後に記事に下にあるコメント書き込み履歴の部分も消してみます。
この部分はどうやら他にも非表示にする方法がちらほらあるようですが、ここではコードをコメントアウトして、根本から消し去ってみます。
編集する部分は以下のファイル。
個別投稿 (single.php)
この項目をまるごとコメントアウトします。
ここのコメントアウトは/*〜*/を使います。
そうすると、下の写真のように全部非表示になると思います。
WordPressのテーマは、気軽に使う場合はそのまま画面カスタマイズで十分に改造できますが、業務用や本格的なサイトを作ろうと思うと、既存のテーマのややこしいコードがじゃまになることが多くなります。
それに、表示している内容の書き込まれたファイルが、テーマごとに違う箇所にあることが多いので、表示一つ消すにも結構な手間がかかることがほとんどです。
私事ですが、僕は今現在ちょっとした別の仕事でWordPressを使っているんですが、結構な規模で画面をガラッと変える作業を行っており、逆に便利であるはずのテーマがじゃまになっています・・・。
もうほとんどゼロベースで記事にコード直打ちでサイトページを作ってるような感じですが、ページごとにCSSを適応できるプラグインを使っているので、細かくカスタマイズできるようにしています。
ただ、それでも、全くのゼロからサイトを作るよりは、このWordPressを活用したサイトづくりのほうがはるかに楽だし、関連情報が豊富にあるので、あとの更新作業もいろいろ捗りますね。
何より多少知識がなくても、プラグインでなんとかなるのが素晴らしい!