レミーマルタンVSOPを素人が飲んでみた味と感想

シェアする

最近個人的な興味で、ブランデーに手を出し始めました。

もともとは海外映画で登場人物が飲んでいる姿に憧れて、一体どんな味がするのか非常に気になったが始まり。

今回はその中でもコニャックと呼ばれる部類に入るお酒を飲んでみたかったので、一番手頃な価格帯のものを探した結果、レミーマルタンと呼ばれるメーカーのブランデーを見つけました。
何でもこの手のお酒の中ではメジャーなメーカーに入るとのこともあり、こちらをチョイス。

と入っても価格はやはりそのへんのお酒に比べるとちょっとお高めの4000円程度のもの。
酒屋では多分ガラスケースに入っているレベルのお酒です。

デイリーワインばっかり飲んでいる僕にとってはとても日常的には手が出せないものですが、勉強の一環?として購入して飲んでみましたので、ちょっとレビューしてみます。

スポンサーリンク

レミーマルタンVSOPの味は?

レミーマルタンVSOPの基本情報
メーカー : フランス
メーカー希望小売価格:6,050円(税込)
アルコール度数:40度

レミーマルタンは、フランスのコニャック生産企業。
設立はなんと約300年前までさかのぼります。
コニャックでは最もポピュラーな部類ということで、今回はコレをチョイス。

ちなみにV.S.O.P.の意味は「Very Superior Old Pale」の略で、コニャックの熟成年数を示すクラスのひとつだそうです。

で、コニャックは、熟成年数を表す「コント」という単位を使用しているそうで、V.S.O.P.はコント4以上、年数でいうとだいたい7年程度と言われているそうですね。
参考情報:【入門編】ブランデーのVSOPやXOの種類の違いって何?

僕の場合はネットで4000円以下というお手頃価格で安売りしていたので、そちらから購入。

僕は基本、ウイスキーなどはロック、ソーダ割り、ストレートで飲みますが、今回はしっかり味わうためにストレートで。

キャップはこんな感じ。

飲んでみると、思っていた以上にウイスキー感。
とてもワインから作られているとは思えない濃厚さ。

でも、やっぱり果実から作られているだけあって、後味にほのかに酸味や果実感があります。

口当たりは、超なめらか。

一般のスーパーなどで売られているウイスキーとは違い、圧倒的にスイスイ飲めます。
アルコール独特のキツさがほぼないと言っていいほど、驚くほどスッと入っていきます。

うん、アルコール独特の苦味が目立ちませんね。
このアルコール度数で飲みやすいとか、かなり危険です。

ぐっと飲み、喉を通すと、あ、確かにバニラがある感じ。

何よりも驚いたのは、二日酔いがキツくない!

最近は僕も歳のせいか、ちょっとしたお酒でも場合によっては頭が痛くなったり、気持ち悪くなったりすることが多くなりました・・・。
巷で有名なストロング系なんて最近は全く手を出してません(美味しくないし・・・)。

でも今回のコニャック、調子に乗って初回結構飲んだにもかかわらず、ほとんどあとに残らない感じ。
さすが、値段があるだけのことはあります。素晴らしい。

コニャックとブランデーの違い?

一言でいうと、ブランデーの一種としてコニャックという物がある、という感じです。
コニャックという名前自体はフランスにある街名からとってきたとか。

というわけで発祥国はフランスになります。

ちなみにブランデーとウイスキーの違いはブランデーが果実を、ウイスキーが穀物を原料にしているということらしいですね。
参考情報:ウイスキーとブランデーの違いは、たったひとつだけ!

具体的には、ブランデーは元は白ワインを2回蒸留して作られるそうなので、元はぶどうから作られているということになりますね。

その中でもコニャックは、コニャックという街周辺のワイン生産地域で作られているとのこと。

コニャックの飲み方

どこのサイトでも言われていますが、基本はストレートが一番だそうです。
と入っても、度数40度程度あるお酒なので、もちろんビールや焼酎などのようなペースで飲んでいれば体を壊すことは目に見えています。

グラスに少しだけ注ぎ、香りをメインに少しずつ味を楽しみます。
また、グラスに入った量を飲み切る時間を大体30分程度にすることがおすすめとされています。

あんまり時間を置くと香りがどんどん失われていくとのこと。

容器に関して。
日本では、大きめのグラス(いわゆるブランデーグラス)をつかっているのを目にしますが、海外では普通のコップや小さなグラスに入れて飲んでいるようです。それでも十分香りは楽しめます。

ブランデー自体の温度は常温が進められています。これは香りが立つようにとのことです。
数値でいうとだいたい18~20度程度。逆に温めすぎるとアルコールの刺激臭がするため、それもNGだとか。

ちなみに僕は冷蔵庫で冷やして飲んでいます笑
香りもちょうどいい感じなので、自分はこれで。

他の飲み方。
あとは水割り、ロック、ハイボールのようなソーダ割りもありです。

ニコラシカの作り方

ブランデーカクテルとして、ニコラシカというものがあるようです。

これは普通にグラスにコニャックを注ぎ、グラスの上に輪切りにしたレモンを乗せます。
その上に砂糖をビー玉程度の量山盛りに。

それだけです。
ドイツで生まれたというこのカクテル。
普通のカクテルと違い、レモン、砂糖、ブランデーを一度に口の中に入れて口内でミキシングして味わう珍しい飲み物です。

飲み方は、最初に砂糖が乗っかったレモンを頬張り、口の中をレモンと砂糖でいっぱいにしたあと、ブランデーを流し込むというもの。

健康度外視の飲み方笑。さすが海外。

サイドカーの作り方

こちらは柑橘系のジュースと合わせたカクテルです。
名前の由来は、まさに側車付き2輪車から来ているそうですが、詳しい由来は諸説あるとのこと。

材料は以下のような感じ。
ブランデー – 30ml
ホワイト・キュラソー – 15ml
レモン・ジュース – 15ml

ホワイト・キュラソーはオレンジキュラソー、コアントロー、トリプル・セックでも代用できるようです。

コニャックのおつまみは?

やっぱり周りが言っている通り、甘いものが合うようです。
ビターチョコレート、キャンディーなど。
あとはほかの記事ではジャムを乗せたクラッカーも紹介されていましたね。

個人的に、チョコと合わせて飲んでましたが、もともとコニャックが割と甘くてフルーティーな感じなので、デザート感覚で合わせられます。

その他、ナッツ系もおすすめされています。

ただ、基本的に少量飲む分にはおつまみはないほうがブランデーの味を楽しめるかと。
食後酒なので、何かガッツリ食べながら飲むという楽しみ方は日本ではあまり見受けられないようです。

コニャックでも食事に合う

海外では割と食事と楽しむ飲み方が流行っているようで、魚料理や肉料理とも合うとか。

まず、チーズ。

塩味のチーズが甘いコニャックに合うとか。
コニャック自体がもともとワインに合うため、この組み合わせは理にかなっているということです。
こちらはコニャックを冷やして香りを抑えて飲むといいみたいですね。

肉料理ではグレイズド・ポーク、ハニーソース、などを合わせた甘めの肉料理が合うようです。

海鮮では生ガキが一例として挙げられています。

こちらはストレートのほか、上で上げたサイドカーと合うとか。

更にコニャック自体を冷凍庫で冷やすと、アルコール度数が高いため凍らず、とろっとした口当たりになり、こちらも牡蠣、ロブスターなどのシーフードや、寿司とも合うらしいです。

野菜ではマッシュルームのバターソテー。
逆にほうれん草やキャベツなどの味が強いものはNGらしいです。

カキに関しては海外では結構色んな所でピックアップされています。知らなかった・・・。
ちなみに、にんにくなどの強いスパイスは避けるようにとも言われているようですが、地域によってはスパイシーな料理とも合わせられるみたいですね。

[ad]

合わせて読みたい

あわせて読みたい

関連情報

関連情報

スポンサーリンク

シェアする

フォローする