【かなり繊細な日本酒】淡麗な味わいの越乃寒梅の飲み方とおつまみの選び方

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最近近くのスーパーにやたらいい銘柄の日本酒が並ぶようになりました。
嬉しい限りです。

普段、日本酒は奥飛騨、剣菱などの酸味の強い日本酒を好んで飲んでいるんですが、今回はちょっと普段飲まないような値段高めのお酒を買ってみます。
越乃寒梅 別選

越乃寒梅自体は飲んだことありませんので、正直味は未知です。
とりあえず、冷やして飲んでみることにしました。
今回は冷蔵庫にて少し冷やして飲みましたが、あとから調べてみると、どちらかというと若干ぬるめにしたほうが香りが出ていいようです。
ただし、熱燗は個人的にはお勧めしません。味が繊細なので多分バランスが崩れる可能性があります。

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越乃寒梅の味は?

素人目線ですが、感想を少し。

香りは少なめ。
これは下手に冷やしすぎたのも原因かと。

味に関して。
端麗というだけあって、かなりさっぱりしている感じ。

飲んだあとに酸味がきたかと思えば、一瞬でふっと消える感じ。今まで味わったことのない新しい感覚。
というか酸味はほぼないに等しいです。
普段から剣菱のような日本酒を飲んでいる僕にとっては、最初だけ若干の物足りなさを感じましたが、なぜか癖になる感覚。

お酒本体はスイスイ飲めます。
かなりバランスが整っている感じで、少なくとも僕の舌では変な雑味がほぼありません。これはすごい。
とはいえ以前飲んだことがある上善如水などに比べるとちゃんとしっかりとした辛口で今どきの日本酒とはまた違う味。

お酒特有の苦味が適度にあります
このあたりのバランスが絶妙に整っています。
ただし、この苦味もすぐに消えるような軽やかな印象。

まとめるとこんな感じ

・香り少なめ
・味はかな〜り繊細
・思った以上に酸味がない
・後味若干の苦味あり
・びっくりするほど雑味がない
・味のバランスが素晴らしく整っている

越乃寒梅とは?

醸造元は、新潟県新潟市にある石本酒造株式会社(いしもと しゅぞう)で明治40年(1907)創業。
やはりこの手のもので北陸は最強。

ちなみにこのお酒の名前の由来は、発祥元で育てられている名産「藤五郎梅」の梅の花からきているそうです。
公式ホームページ:石本酒造株式会社

・基本情報
原料米:五百万石・山田錦
精米歩合:55%
日本酒度:+7
アルコール度数:16%

現在、越乃寒梅は製法、価格帯など合計7種ほど販売されており、吟醸酒3種、純米酒3種、普通種1種となります。
その他、同社では梅酒や焼酎なども扱っているようですね。

越乃寒梅の飲み方とおつまみは?

ウリ文句には「お料理と一緒に」とありますが、正直繊細すぎておつまみの選定に困ります。
下手に味の濃いものを選ぶと、お酒の味が潰されます。そのくらい繊細。

ちなみに僕は今回、おつまみとしてイカの醤油焼きと厚揚げのネギ味噌焼きを用意しましたが、イカは塩焼きのほうが良かったのでは・・・と、あとになって思いました。

お酒の味を味わいたいのであれば、間違いなく塩味メインの料理にするべきでしょう。
いつものおつまみのように、下手に濃い味の料理を持ってくると越乃寒梅の本来の美味しさが薄れます。

うーん料理としては、
魚の塩焼き、アジや白身魚のお刺身、かまぼこもいいかもしれませんね。
焼き鳥なら塩がベストです。

逆に合わないものとしては、
色々味がついた創作料理全般。
揚げ物系はもちろん避けたほうがいいですし。

また個人的に土手煮や、肉料理系は控えたほうがいいかと。

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