仮想通貨取引所ミスターエクスチェンジと、東京ゲートウェイの2社が撤退か

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3月29日、日本経済新聞が伝えたないようによると、日本で営業する仮想通貨取引所2社が金融庁への登録申請を取り下げ、事業から撤退することがわかりました。

今回申請取り下げを申し出たのはミスターエクスチェンジ(福岡市)と、東京ゲートウェイ(東京・新宿)の2社と報道されています。
cointelegraph.com

すでにミスターエクスチェンジ(Mr.Exchange)の方は公式サイト上でこの事実をアナウンスしており、「万全な態勢を整えることが難しいと判断し、仮想通貨交換業の申請を取り下げる方針を決定」と、事実であることを述べています。

もう一方の東京ゲートウェイでは現時点では、このことに対しては触れていません。

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Mr.Exchangeの歴史は割と長い

ミスターエクスチェンジ(Mr.Exchange)はもともと2017年9月までMr.Rippleとして、コインチェックや他の取引所と同じように仮想通貨のブームが始まる前から運営していました。

国内の取引所では数少ないリップルの取り扱い場所であり、僕が初めて、リップルを買った場所でもあります。

当時はリップルの価格も1円を切っており、同社のキャンペーンでRippleを777XRP(現価格で約45000円)もらえるという今では信じられないようなサービスも展開していました。もっとも、すぐに価格が高騰した後は77XRPに下げられていましたが。

運営に関しては、目立った事件はないものの、当初よりいろいろと苦情が挙げられていたようです。

Mr.Ripple時代にはここだけ買ったトークンを普通に他社へ送信することができず、なぜか一度同社のウォレットに送ってユーザー側で経由させなければいけないなどの煩わしさがありました。

さらに、一部の仮想通貨に関してはもはや送信することができないようになっているなど、今ではありえないような仕組みになっており、ここだけ他の取引所と比べて一部の通貨の価格が全く違う値段になっているという状態だったこともあります。

僕の場合、当時はただリップルが欲しかっただけなので、目的のものを0.7円程度で購入。
専用ウォレットに移動させた後は正直使いづらかったため、取引所自体は使わなくなりました。

Mr.Exchangeにリブランディングしたのはそのあとですね。
ただその頃には、もうすでに他の取引所でもリップルや他の通貨も多数扱っていたため、全く触れていませんでした。

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