米Google傘下のYouTubeは2月9日(現地時間)、コミュニティガイドラインに違反したクリエイター(YouTuber)への対処の厳格化・迅速化について説明しました。news.nicovideo.jp
YouTube上で動画を上げて収益を稼ぐいわゆるユーチューバーについて、最近より悪質な動画が横行し始めてきました。
最近もっとも批判を浴びたのは、アメリカの人気YouTuberとされるローガン・ポール氏の遺体を撮影したと思われる動画。
同動画は、昨年12月31日に富士山麓の青木ケ原樹海で自殺者の遺体とみられるものを撮影したもので、投稿した後にネット上では炎上しました。
ポール氏はその後に謝罪動画を公開したものの、動画の悪質性はあまり変わっていない状態のようです。
運営元のyoutubeは、今後、このような動画に対しては今まで以上に厳しく対処していく方針を明らかにしました。
ポール氏のチャンネルは、広告メニュー「Google Preferred(Googleのお勧め)」からは外すのみで広告掲載はそのままの状態でしたが、新たな方針に従い、同氏のチャンネルでの広告表示を停止。
今後運営にあたり、「クリエイター、視聴者、広告主のコミュニティを広範囲で傷つける結果に繋がる動画をアップロードしたチャンネル」に対しては、Google Preferredからの削除に加えて、広告掲載の停止、YouTube Space利用権利を含む「YouTube Partner Program」参加権の剥奪、トレンドや「次を見る」でのお勧めの停止など、あらゆるサービスの提供を停止させることを発表しています。
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